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児童養護施設退所者「退所後に感じたこと」

今回は、児童養護施設で8年生活をされて自立された方に話を伺いました。タイトルは「退所後に感じたこと」。当時、児童養護施設関連の事件が続いて紙面に載っていました。児童養護施設に対するステレオタイプなイメージが広がっていると感じ、違和感をもっていたそうです。

良かったこと、悪かったこと。ただ共通して「多様」だったこと。広く話していただきました。

(本編には年齢制限がかかっています)

以下、現役の施設職員さんにコメントをいただきました。

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『もう一回施設で生活したいと思うことある?』
「うーん…もういいや」

退所児童と再会した際、このような会話をすることがあります。少し残念な気持ちにもなりますが、どちらかというとホッとする方が大きい気がします。色々大変なことがありつつも、まだ踏ん張れているということだと思うからです。
逆に「うん、戻りたい」と返ってきた時はドキッとします。どんなところで躓いているんだろう、と不安になります。

施設で生活をしていようと、していなくても、いずれ社会の中で生活をしていくときが来るのがほとんどです。
しかし一般の子どもたちと比べたとき、残念ながら“社会に出ていく”というより“社会に出されてしまう”という表現を近く感じます。
年齢的な制約があり、準備が不十分なまま社会に出ていかなければならない現状が多くあります。

日々の充実した生活のサポートはもちろん、制度や専門的な知識の習得、またその実践を通して、社会に“出されてしまう”よりも“出ていく”を応援できたらと思っています。(F)

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以上です。本編は以下のリンクから見ることができます。


(本編は年齢制限がかかっています)

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