プレッシャーとの向き合い方

昨日C級2組順位戦の9回戦が行われ、勝利した夫が全勝でC級1組への昇級を決めました。応援していただいている皆様に改めて感謝を申し上げます。
その影響でこの記事のアクセス数が伸びました。もう少しで10,000viewに届きそうです。こちらもありがとうございます。

昨日は1人6時間の持ち時間のある順位戦としては早く終わりましたが、だいぶ疲れて帰ってきました。やはり勝てば昇級という状況にプレッシャーを感じていた様です。
そこで今回はプレッシャーとの向き合い方、家族として出来る事について個人的に思っている事を書いていきます。

プレッシャーとは何か

プレッシャーとは精神的圧迫と意味付けされています。3歳の長女を見ていてよく分かるのですがこれは日常的に発生しています。
「上手にあいさつ出来るかな」
「前より高くジャングルジム登れるかな」
概ね何か新しい事に挑戦する時に強く緊張しているように感じます。そして目標を達成出来た時にはいつも以上に嬉しそうな表情をみせてくれます。

感じ方は人それぞれ

プレッシャーは人によって感じ方が違います。
同じ状況でもお腹が痛くなる程緊張する人もいれば、何も感じず自然体でいられる人もいます。
これは当たり前の事なのでプレッシャーを感じる事をマイナスに捉える必要はありません。
自分が緊張している事に気が付いたら、まずは客観的に自分を見てみる事をお勧めします。何に緊張しているのか原因を理解し、それを受け入れる事が大切だと思います。

緊張の中でできる事

プレッシャーのかかる中でやるべき事はプレッシャーを感じない様にあがくことではありません。
むしろそれをやってしまうとプレッシャーを感じてしまう自分への苛立ちや焦燥感に繋がり、良くない流れを作ってしまいます。

では何をするべきか。
これは普段通りの生活、目標を達成しようとする為の努力を続ける事です。日々積み重ねた努力は「ちゃんと準備してきた」という自信へと繋がり、当日のパフォーマンスを十分に発揮する為の力となります。

出来なかったらまたやればいい

プレッシャーを感じる際に必ずつきまとうのが「失敗したらどうしよう」という恐怖です。
人間は失敗を恐れがちですが、失敗をしない人間はいません。トップの人でも必ず「負け」を経験していますし、その数は人より多いのではないかと思います。

失敗をした時に「あれだけ練習したのに…」と自分を責めるのはやめましょう。むしろ「あれだけやったんだ!」と結果も含めて、それが今の自分の力だと受け入れて自分を許す事。そして悪かった所を反省して、また次の目標へと向かう事が大切です。

支える側が出来る事

今回夫がプレッシャーと向き合っている中で、私がやった事はあくまで普段通り過ごすという事です。夫はピリピリとした緊張感が良い方向に出るタイプではありません。特別な緊張よりも「普段の1局」として対局をして欲しいと思っていました。
恐らく夫もそう感じているのか、前日も普段通り娘達と遊び、確かに緊張がある中でも日常的であろうとする姿が見えました。

人によってはピリピリと神経を研ぎ澄ませて当日を迎えた方がパフォーマンスが上がるという方もいます。
当事者側は支える側に「何をして欲しいか」をぜひ伝えてください。ピリピリするのも普段通りするのも、言葉で伝えた方が互いにストレスを感じずに済むと思います。
支える側はその環境を整え、後は本人に任せて信じましょう。プレッシャーは本人の心の問題なので、他者が自分から参加しようとするのはオススメ出来ません。

当日はプレッシャーを楽しもう

コツコツと努力や準備を続けて迎える当日、心の中は期待と不安が入り混じります。
これは私が大きな対局の時にいつも心に留めている事ですが、一発勝負の本番ではその時自分が持っている範囲の力しか出せないのです。

プレッシャーを感じるという事はそれまで頑張って来たものがあるからだと思います。自分の力を信じて、本番の非日常を楽しみましょう。きっと持っている力を発揮できるはずです!



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