人の脳は「ぼーっとする」を必要としている!
人間の脳はぼーっとしているときに何をしているのか?という疑問についての研究が近年活発になっているらしい。
ぼーっとしている時に活発になる脳の領域のことをDefault Mode Network(DMN)と呼ばれている。つまり、これは人が日中ぼーっと空想している時に働く領域である。
それでは、なぜ脳はとまることなく活動し続けているのか?
DMNは神経学の分野の中でも非常に新しい研究対象なので、その役割ははっきりしていない。わかっている範囲でいうと以下の条件下でアクティブになる。
・他人のことを考える
・自分自身のことについて考える
・過去のことについて考える
・未来のことについて考える
つまり、DMNが活発になっている時、人の脳は目的を持ってゴールに向かって考えるという機能が不活発になる。
*上記のような役割を持つと同時に俺は、DMNが人間の脳においてidlingのような役割をしているのではないかとも考える。
また、ある研究では瞑想がアクティブなタスクよりDMNの活動を抑止するということがわかっている。この関係性により瞑想がDMNの活動を不活発にさせることで、ぼーっとすることを抑止し、集中力を高めるのではないのだろうか?