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フル🐶とハル👦(友達紹介③)

フルという犬がいる。白い毛並みが印象的な柴犬だ。

ハルという男がいる。白い車高の低い車を乗り回しているひょろりとした男性だ。


何故犬と人間を同じようにタイトルしたかというと、どちらも僕にとってとても重要な存在だからだ。

フルがいなかったらイチゴのないショートケーキのような人生だったし、

ハルがいなかったらピカチュウのいないサトシのような状態になっていたと思う。

つまり、彼らは(フルがオスかメスかは分からない)僕の人生にもう一つ色をくれているのだ。

謝罪

さて、ここまでハルと彼のことを呼んできたがそのことについて謝罪をしたい。なぜなら僕は彼のことを一度もハルと呼んだことはない。

たまたまフルとハルというタイトルいいなと思ったのでそう呼んでみただけだ。


僕は彼のことを『ももはる』といつも呼んでいる。


彼の名字と名前をくっつけただけの至ってシンプルなあだ名だ。

彼とは小学五年生から二年間同じクラスだった。

当時の彼は小柄でメガネをかけていて、とにかく喧嘩っ早いというか悪戯っ子の印象が強かった気がする。

ズッコケ三人組でいうとハチベエみたいなタイプだ。

当時異常に性欲が強かった僕はある日、ももはるがエロ本を大量に所持しているという話を聞き、彼と2人で放課後神社で待ち合わせをしてエロ本を2人で読んだことがある。

それはかなりエッチな作品だったと記憶しているし、当時まだ11歳くらいの僕らが読むにはあまりにも刺激が強すぎた。

その時初めて、あぁ、コレがエッチかと知った。

神社という神聖な場所で神聖とは程遠い邪な感情
で溢れた作品を2人で読んでいたのだ。

お葬式の会場でピクニックをするくらい場にそぐわないことをしていたのかもしれない。

ズッコケ三人組・ハチベエ

彼の危険性について🦁

彼は時々危険な一面を僕らに見せてくることがある。

普段は大人しいが急に僕達に牙を剥いてくる。

まさにライオンのような男だ。

彼のライオンのようなエピソードについて書いていこう。



まず、彼はすぐ寝る💤

ドラえもんでのび太が早寝が得意で、確か0.9秒で寝て世界記録だ!!と盛り上がっていたお話があるが、もしかしたらのび太と肩を並べることが出来るのは彼なのかもしれない。


僕たちは頻繁に夜電話をするのだが、大抵いつも彼が寝落ちして終わっている。

恐らく10回あったら6回は寝落ちしている。


イチローも目ん玉飛び出る程の高打率だ。


眠いから通話を切るという行動が神経に伝達するよりも先に、眠りのほうが先に来てしまっているのだろう。

全く意味の分からない寝方をしているももはる。
マジでどーゆーこと?

また、彼は寝言も凄い。

彼の家にいる時、また通話している時に彼が寝ていると寝言を聞くのだが、その寝言が寝言の範疇を超えているのだ。

この前はすごく爆笑をしていたので、どーした?と聞いたら寝ているだけだったことがある。

さぞ幸せな夢を見ていたのだろう。


彼は、カラオケの選曲も凄い。

よくよきをとももはると3人でカラオケに行くのだが、彼のカラオケの選曲は少し人と違う気がする。

僕やよきをがあいみょんやbacknumber、Mrs.Green Appleを歌う中、彼は横浜ベイスターズの応援歌を歌い始めるのだ。

多分、生まれも育ちも横浜のDeNAベイスターズファンでもカラオケでそれは歌わないだろう。

それだけ心を開いてくれていると言うことなのか、はたまた気になるあの子の前でも平気な顔をして歌っているのかは分からないが、

もし後者であるならばあまりそういう局面では歌わないことをお勧めしたい。

 フルという犬について

フルという犬はももはるの家で飼われている白い犬だ🐩

僕らはよくももはるの家に行くのだが、

家に入る前にももはるに会うより先にフルに会うことになる。

フルはどんな時でも、僕達に力の限り吠えてくる。

一度触りたいなと思い、近づいたらマリオのワンワンくらいの勢いで噛みつきに来たので二度と近づけなくなってしまった。

ペットは飼い主に似るという言葉を聞いたことあるが、それはかなり真実に近いようだ。

穴を掘っているフル(掲載許可済み)
僕が近づいた時のフルに
マリオのワンワンを重ね合わせた。

とにかく、僕達はももはるの家に行くたび、フルがいる方の入り口から入るのでフルイン(IN)という言葉をよく使っている。

つまり、フルがいなかったら今だにもう一つの玄関とか、裏の方の玄関とか曖昧な言い方になっていたと思う。

そう考えただけで、フルには感謝の気持ちで一杯だ。

フルイン。彼も犬のスタンプで返信している🐶


 終わりに

さて、ここまでももはるの魅力に迫ってきたが、実はまだまだ彼のエピソードはある。

彼女とスタバに軽トラでドライブスルーをしたり、

気になる子とガンダム展を見に行って気まずくなったり、

とにかく彼は話題に事欠かない魅力的な人間なのだ。

実は彼についてどうしても書きたい事があるのだが、noteにそれは書くべき内容ではないし、書き始めたらハリーポッターの小説くらいの長文になってしまうので、いつか披露できる場所があれば披露したい。


彼のこれからの健康と幸せを願って。









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