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大規模イベント施策でデザイナーが価値を発揮できること

これは Money Forward Design Advent Calendar 2023 15日目の記事です🎄

2023年10月20日(金)に開催された士業さま向けのオンライン/オフラインイベント「士業サミット2023」のコンセプト作りやクリエイティブ制作をBXデザイン部で担当しました。今回はチーム一丸となって取り組んだその過程についてまとめました。


士業サミットって?

「士業サミット2023」は「共に変化を乗り越え、新たな未来へ踏み出そう」をスローガンに、士業事務所の皆様向けに2019年から毎年開催しているイベントです。法改正やテクノロジーの進化など、企業を取り巻く環境が大きく変化していく世の中に焦点をあてながら、未来に向けて踏み出す道標となるセッションを開催しました。

昨年はオンラインで開催されたイベントですが、2023年はオンライン/オフラインのハイブリッド開催となり、さらに東京会場と札幌・名古屋・大阪・福岡をパブリップビューイングで繋いで全国の士業事務所の皆様にご参加いただきました。

チームで進めたコンセプト作り

BXデザイン部に「どんな形のイベントにすればいいんだろう?」という相談が来てから、企画の目的や概要や内容を再整理しながらBXデザイン部内での目線を合わせていきます。

今回のイベントで伝えたいメッセージから想像できるキーワードをみんなで発散したり、そこで出たキーワードからビジュアルを連想したりと、言語と非言語を行き来しながらイベントの世界観を少しずつすり合わせます。

他にも、士業の皆様がイベントに参加して良かったと思えるためにできることはないか?を話し合い、そこで出たアイデアをもとにして必要なクリエイティブのアイデアを具体的に考えながら作り出すべきイベントの世界観を練っていきました。

「今年はどんなイベントにするのか?」を言語と非言語でしっかり整理することで、社内の多くのステークホルダーとの目線をしっかり揃えられます。言語だけではノンデザイナーの方は完成イメージを持ちづらく、非言語だけでは目的や役割の目線合わせが難しくなりますが、両方あることで全員が頭の中に描くイメージをしっかり揃えることができます。
多くのステークホルダーがいる状況でも、プロジェクトを前に進めるためにデザイナーが価値を発揮できるスキルだと改めて実感しました。

実際に一つひとつのクリエイティブを作る際にも、それぞれの役割や完成イメージのすり合わせが事前にしっかりとできているため、完成までスムーズに進めることが出来ました。

イベントを盛り上げるクリエイティブをご紹介

今年はオンライン/オフラインのハイブリッド開催ということもあり、非常に多岐にわたるクリエイティブを作りました。LP・パンフレット・会場装飾・ノベルティ・OPムービーと様々なクリエイティブをBXデザイン部みんなで協力して形にしました。

そして数々のクリエイティブを作っている時期に、BXデザイン部に新メンバーが2人も加入!入社間もないタイミングで大きなプロジェクトに参加してもらいましたが、あらかじめイベントで作るべきイメージを言語・非言語でしっかり整理できていたので、プロジェクトの共有・キャッチアップもしっかり進めることができました。新メンバーの2人も持ち前のスキルを十分に発揮して、イベントの世界観を表現した素敵なクリエイティブを形にできました。

イベントLP

MOVIE

バックステージパネル

ノベルティセット

ミネラルウォーター

言語と非言語を柔軟に行き来しながらプロジェクトを前へ進める

社内のステークホルダーが非常に多い状態でも、「今年はどんなイベントにするのか?」を始めにしっかり整理することは、プロジェクトをしっかり前へ進めるためにはとても重要です。この時に、言語と非言語を駆使して周囲との目線合わせを推進できることは、デザイナーの強みだと再認識するきっかけにもなりました。そして、素敵なクリエイティブを形にすることはもちろん、デザイナーがプロジェクトを推進するためにできることを周囲に知ってもらうきっかけへと繋がったと思います。

非常に大きなプロジェクトでしたが、2024年もチーム一丸となって新たなプロジェクトにチャレンジしていきたいと思います!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。マネーフォワードに少しでも興味を持っていただけた方がいれば、ぜひ下記のリンクからお気軽にご連絡ください。

アドベントカレンダーの16日目はyamano mihoさんです!お楽しみに〜!

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