結果の振り返り ~点と線でかんがえる

Genesis9、お疲れ様でした。数字で言うと、49位とまぁレベルの高い大会ではあったけど良いとは言えないものでした。

順位の振り返りについては、今回に限らず自分なりの考えがあって、更に今回新たに思うこともあったので、このフライトまでの1時間という絶妙に暇な時間を潰すためにもまとめて書いてみようと思います。

今回、Genesis9の結果単体で思うこと

要点だけ箇条書きにします。結論を言うとプラスにもマイナスにも取れないと思う結果でした。

  • 負けた相手はSisquiとCosmos。両者世界的にもトッププレイヤーでありながら、対スネークも負けたところを見たことないくらいには上手かったと思う(特にCosmos)。トナメの巡りあわせは客観的に見てもあまり良くなかったと思う

  • 勝った相手は全員自分よりシードが下ではあったが、負けそうになかった。どの試合もかなり差があったと思う

  • 勝った相手と負けた相手の中間くらいのレベルのプレイヤーとやってどこまで勝てるかは大会の中で試せなかった。上と下のレベル差が激しかった

  • トナメの巡り合わせ次第では、順位も全然伸ばせたと思う。前回Mainstageと比べても明らかに大会での動きは良かった

  • SisquiにもCosmosにも勝てると思って挑んだから「格上だから仕方ない」とはとらえてない。とはいえ実力差は感じたから、また強くならないといけないと感じた

こんな感じです。特に負けた相手と戦って感じた差の部分や、それを今後どうやって埋めていくかとかはまた帰ってから配信とかで喋りたいです。

大会結果は点ではなく線で捉えたい

大会結果が出るたび「今日の結果をどう受け止めるか」ってやっぱりみんな考えると思うんですけど、最近特にたくさんの大会に出るようになって無理があるなと思うようになりました。

トナメの巡り合わせという要素が大きすぎて、それによって上振れもするし下振れもします。もちろんその領域を超えて安定している人は凄いと思うけど、一旦現段階でその領域に達していないことは認めているし、その領域に達してる人は日本でも5人とか多くて10人くらいだと思います。

(もちろん上振れ下振れの最大/最小値や平均値、中央値とかはその人の実力によって変わると思います、例えば僕は上振れて13位の大会で、別のもっと強い人は下振れて13位になるみたいな…あくまでその人にとって結果はトナメによって上振れもするし下振れもするという解釈で読んでいただければ)

それ以外のプレイヤーはどうしてもトナメの巡り合わせに結果を左右されます、それはもちろん自分もです。特に今作になってから、自分のキャラおよびプレイヤー相性的にどの相手なら勝ちやすいかにどうしても結果が左右されてしまうと感じています。

だから、1つの大会に固執して「この大会に賭ける」みたいなことに意味がないような気がしてしまいます、少なくとも自分の現状の実力だと。そこで、1つの大会という"点"ではなく、直近いくつかの大会という"線"で結果を捉えないと現在地を正しく把握し辛いと考えています。

大会結果を線で捉えた時に、今回のGenesis9で思ったこと

この記事の結論になりますが「今回のGenesisは結果は奮わなかったけど、自分なりに出し切れたと思ってる」「だけど、トナメの巡り合わせが良かったと言える前回のMainstageで実力的に調子を落としていたことを後悔?している」というのが今の思いです。

トナメの巡り合わせに関しては、良い時もあれば悪い時もあります。今回はちょっと悪かったですが、Mainstageの時はLosersでパルテナスネークパルテナパルテナスティーブみたいな感じで、結構自分的にはやりやすい相手が続いていたのでTop12くらいまでなら行ける可能性はあったと思いました。

しかし、肝心のそういう時に「スネークをどう動かすのが強いのか、どう自分は動かしたいのか」を見失いつつあったし、そこから自信がなくなり悩むことが増えたということは過去にnoteでも書きました。

実力を高い水準で維持していないから、そうやって巡り合わせが良い時に結果を出すことができないということを今回実感させられました。

たらればだけど、今回くらいの動きでMainstageに行っていればかなり良い結果も残せたかもしれないと思っています、まぁ残せなかったかもしれないですけど。

今回、周りからの評価というのをあえて気にするのであれば「Shogunの全盛期はやっぱりDouble Downだった」と思われてしまうだろうなぁということです。

自分の実感としては、Double Downで当たった相手ともう一度対戦すれば勝てる可能性は(少なくとも今回負けた相手よりは)高いと思うし、逆に、Double Downの時に今回負けた相手と戦ってても負けてたと思います。実際あの時もCosmosと当たって勝者側は結構差を付けられて負けましたし、今回の方が体感は内容として良かったと思います。

いつでも勝てる準備をしよう

勝負は時の運だし、トナメの巡り合わせも自分でコントロールできないので、少なくとも自分が出せる最良の自分をいつでも引き出せるようにしたいし、そのためにはメンタル的に落ち込んだり、自分の取組みや実力を変に俯瞰して「なんだ自分はこんなものか」等と考えてる場合ではないと思っています。

ここからは話を膨らますといくらでも書くことがあるんだけど、とりあえず負けた後に考えることは「どうすれば今よりももう少し強くなれるか」だけだと思います。客観的に見れば「Shogunさん、もう実力頭打ちでしょ」となるのはめっちゃ分かりますが、一旦自分はスマブラをやめるまではそう考えないです。

余談だけど、こういうのって勝ってる人が言うから"説得力"があると言われるのだろうし、勝ってる人が言ってこそカッコいいものですよね。曲がった人が見れば「なんか色々言ってるけど弱いから負けてるンじゃん」となるのは分かります。でもそんなこと関係なく、これが今僕が思ってることです。

そういうわけで明日からもまた大会はいつも通り続いていくし、そこにどれだけ集中できるかがまた試されていくんだと思います。引き続きいつもと変わらず頑張ると思います!

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