第1回サラリーマンたちの税金勉強会「税金って、何種類あんの?」

第1回目のテーマは、税金の種類についてです。普段聞き慣れているのだと、消費税、所得税、住民税などありますが、実際は何種類あるのか調べてみました。

税金の種類は48種類

財務省のHPによると、税金には48の種類があるようです。

この48種類の税金をどう分類するのかは、
どこに納めるか
②納める方法
③何に対して課税するのか

で分けられます。

①どこに納めるか
1つ目は、税金の納め先による分類。国に納めるものを「国税」、地方公共団体に納めるものを「地方税」といいます。地方税はさらに「道府県税」と「市町村税」に分けられます。道府県税に東京都が入っていないのは、いくつかの税目については地方税法の規定に関わらず都税として課税できる特別区特例を表現しているからのようです。ただ、道府県税に関する規定が全く適用されないというわけではないようです。

②納める方法
2つ目は、誰が誰に納めるかで分ける分類。税を納める人と負担する人が同じ税金を「直接税」といい、税を納める人と負担する人が違う税金を「間接税」といいます。間接税の代表は「消費税」ですね。消費税は、消費者が商品を買う際に税金を支払い、その税金を商品を売った事業者が納めるという形になっています。

③何に対して課税するのか
3つ目は、課税する対象による分類。給料に対する課税を「所得課税」、物品の消費やサービスの提供に対する課税を「消費課税」、資産などに対する課税を「資産課税」といいます。

この分類に合わせて、48種類の税金を表に簡単にまとめてみました。(「直接税」「間接税」は省略)

こう見ると、なんか似たようなものがいくつか…これからの勉強のネタになりそうです。