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「冒険を、しよう」

昨年からライトノベルを読みあさっています。
Amazonのkindle unlimitedで最初の巻が無料で読めるものもあり、気になるものがあればとりあえず読んでみて、続きが気になるものがあれば買って、の繰り返しです。

ライトノベルと言えば、タイトルが特徴的なものが多いという印象ではないでしょうか。
長いものが多く、そのタイトルを見ればだいたいの内容がわかるようなものが大半というのが私の自説でした。
ただ、その自説をくつがえす作品に出合いました。

最初にタイトルを見たときは、ヒロインがたくさん出てきてハーレム的なのを作る物語なんだろうかと思い、読んでいませんでした。

ただ、読まず嫌いもよくないなと思い読んでみると全然違いました。
そこには、王道のファンタジーがあふれていました。(だまされたと思って3巻まで読んでほしい。個人的にはジャンプで掲載されていても不思議じゃない)

内容は、ダンジョンを舞台に主人公の少年が成長していく物語。その少年がダンジョンに潜る動機がタイトルになっています、、、個人的にはタイトルで損しているラノベなのではと思っています。

このラノベにハマるきっかけとなったのは、宿敵と戦う場面での独白。

冒険を、しよう。
この譲れない想いのために。
僕は今日、初めて冒険をする。

困難を乗り越えるために強敵に挑む姿。
これこそがいつまでも少年の心を引き付ける要素なのではと思います。

自分は最近何か「冒険」をしただろうか。
困難な課題に取り組んだだろうか。
新たなことにチャレンジしただろうか。

主人公の姿を見て、そんなことを考えさせられました。