#今週の週報(24.4月2週)
薬局の人がすごく親身に薬の相談に乗ってくれて最高でした。
今週の週報です。
1.焦るとダメ
時間ぎりぎりでやると、ろくなことになりません。
先日、体調が思わしくなく仕事の区切りがついたら病院に行こうと思っていました。
病院は診察時間が17時までなので、15時半くらいに出ようかと思っていたのですが会議が長引いて16時前に終了。
ここから雲行きがあやしくなり始めました。
念のため、病院に電話したら16時20分までに来てくださいとのこと。
「17時までじゃないんかい」と思いつつ急いで向かうと、普段使わない道なので曲がり角を1本間違えてタイムロス。その後も思ったより信号が長かったり、交通量が多くて曲がれなかったりで、結局着いたのが16時20分ジャストでした。
間に合ったのはよかったんですが、時間がやばいと思うと心の余裕が無くなりますね。焦ってしまって運転も荒かったように思います。
時間の余裕は心の余裕と、改めて感じました。
2.語られない人たち
自分が思う成長のきっかけになるものについて、バイアスがかかっていたんだと最近読んだ本で気づかされました。
この中で、自分が過去に叱られたこと、傷ついたこと、挫折したことを「あれがあったから成長できた」と感じられるのは、それを乗り越えることができたからと書かれていました。
私自身も自分が成長してこれたのは、いくつもの痛みや苦悩をきっかけにそこから抜け出すというのをモチベーションにしてきました。
ただそれができたのも、周りの人が支えてくれたり運が良かったりして偶然乗り越えることができたんだと思いました。もしそのようなサポートが無かったら、私はその痛みを乗り越えることができず傷つくことを極度に恐れ、「成長のきっかけになるもの」という認識は持てなかったかもしれません。
このバイアスの恐いところがこれで、相手にも傷つくことを勧めかねないということです。こちらは成長のきっかけと思っていても、相手はそうでないかもしれません。
そして世間では、いろんな挫折を乗り越えた人たちのストーリーが語られ、成長や成功に挫折はつきものという空気があります。ただ、その挫折は誰もが乗り越えられるものではなく、傷つき違う道を歩むことになった人たちもいることを忘れてはいけないなと思いました。
3.人をコントロールすること
上述の書籍の内容でもう一つ。
「叱る」ということは、「こちらの思い通りにしてほしい」という面を含んでいます。叱る人が叱られる人をコントロールする・したいとも言い換えられます。
「叱る」という行為だけではなく、何かを提案するのも人をコントロールするものの一つだと感じています。
例えば、広告で「この商品があなたにおすすめです」と表示されることがありますが、これも広告を見ている人が商品を買うように仕向けてします。プレゼンでも、「この提案は御社にとってプラスになります」と言って、相手にシステムを導入してもらったり協業したりするよう仕向けているわけです。
このことについて自分は、本当に相手がそうしたいと思っているわけではないのに上手く乗せられてそういう行動をとってしまっているのではないかなと思ってしまいます。
このことを先日研修のメンバーに語ったときに、「相手が本当にやりたいと思っていることを提案しているのならコントロールとは言わないのではないか。相手を想ってすることであればケアなのではないか。」とコメントされました。このコメントを受けて、自分の中では「コントロールする=悪いこと」という認識だったことに気づかされました。良い悪いは何を思って相手に行動を促すかなんだと。
ただそうなると、本当に相手がやりたいと思っていることなのか、どう押し付けがましくなく伝えるのかといった問題も出てくるのですが、それは今後の課題としたいと思います。
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薬局、病院の力でなんとか体調不良を脱しました。
精神的にきつかった仕事が一つ片付いたというのも大きいかもしれませんが…
ということで、皆さんの一週間はどうだったでしょうか?
今週の週報でした。