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【40k】敵軍巨大兵器を破壊せよ【シミュレーション】

この記事は如何に自軍の被害を抑えて敵ビークルを破壊するかについて考察した記事だ。ナイトを始め、大型兵器は一度動き出すと相対するものに甚大な被害をもたらす。そこで本記事ではドロップポッドを用いて兵員を敵ビークルの眼前に降下させ、そのターンの射撃で一気に破壊、もしくはステータス低下することを目指す。

降下に用いる兵員はドロップポッドの積載量ギリギリの10名のデヴァステイタースカッドにした。(プライマリス系は運べないため)
ちなみに傷が低いが貫通の高い武器を持った兵員を敵ビークルの眼前に運搬し、「使い捨て」として射撃する戦術を「Suicide Melta」と呼ぶらしい。今回の戦術もそれに準じている。

シミュレーション

シミュレーション設定
・攻撃者:デヴァステイタースカッド(10名,WS 3+)
・被攻撃者:クエストリス級ナイト(耐久8,セーブ3,傷24,スペセ5)

武器

ラスキャノン(ヘヴィ1,攻9,貫通-3,ダメージD6)
グラヴキャノン(ヘヴィ4,攻5,貫通-3,(対ナイト)ダメージD3)
マルチメルタ(ヘヴィ1,攻撃8,貫通-4,ダメージ D6 2個のうち、大きい方)
10名全員同じ武装とする。(サージェントはヘヴィウエポンを持てない?その場合Cherubを使って差し引き10回攻撃ということで。)
また、シミュレーションの際にはいずれもヘヴィペナルティを適用した。

結果

図1(クリックで拡大) 1列目はラスキャノン、2列目はグラヴキャノン、3列目はマルチメルタ(射程半分以内の想定)での攻撃を想定。 1行目はナイトを倒すのにかかった攻撃回数の確率、2行目はn回以下でナイトを倒した確率をプロットしたものである。

考察

対ナイトに限定すれば、グラヴキャノンは90%以上の確率で4回(のべ40人)以内の攻撃でナイトを倒すことができる最も有効な武器ということになる。また、20人(2ユニット)でグラヴキャノンを撃った場合、70%以上の確率で12以上のダメージを与え、ナイトのステータスを下げるダメージを与えることができる。

図2 上は10名でグラヴキャノンを撃った場合にナイトに与えるダメージの値を横軸、その確率を縦軸にしたグラフ。下は20名で撃った場合。

実際の運用

私はBlood Angelsを使うのでこの戦術をBlood Angelsで行う強みについて考えた。「Suicide Melta」と呼ばれているように、「ビークルを破壊した後、敵軍インファントリーに撃たれて全員散華」というのもストーリーとしては滅茶苦茶熱くて好きなんだが、何とか生存させて次のターンに再度射撃をしてほしいものだ。
Blood Angelsなら戦団固有の飛行白兵特化ユニットを用いて敵のインファントリーを足止めして、その間にデヴァステイタースカッドで再度射撃を行うことを目指せるだろう。

総括

そもそも今回こういう記事を考えたのはドロップポッドを運用してみたかったからである。勇み足で購入して塗装を開始した、帝国では珍しい縦長のシルエットを持つ大型ユニットをなんとかしてアーミーに組み込めないかと思案していた。
占拠した領域のマーカー確保のためにインファントリーを投下するのならばテレポートやジャンプパック持ちで十分かつポイントもあまり変わらないので、今回の戦術に至った。アプルーヴドでドロップポッド自体のポイントが軽くなったことや、相対的にコストが上がったナイトを破壊することの重要性が増したことも念頭に置いた。

実戦

「軍靴のバルツァー」でも言っているが、戦略の是非を紙上のみで論じるのは非常に難しく…
早いことデヴァステイターとドロップポッドを完成させて実戦に赴きたいところだ。

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