見出し画像

10/29(日) 『REAL VOICE』映画会&山本昌子監督とのトークセッション 児童虐待を受けた当事者たちのリアルな声を聴き、子どもを守れる社会づくりを進める

10月29日(日)午後、#エセナフォーラム 2023において、私も会員である「#おおたっ子条例を考える会」による「『REAL_VOICE』映画会&山本昌子監督とのトークセッション」が行われました。

地元商店街のイベントに従事していたため、トークセッションのみの参加となりましたが、映画はネットで公開されているため、あらかじめ視聴しての参加でした。

児童虐待を受けた当事者でもある #山本昌子 監督が、同じく虐待を受けた経験のある若者70名(45都道府県にわたる)のインタビューをもとに作り上げたドキュメンタリー映画です。
身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト、性的虐待など、経験した内容は様々ですが、学校などでSOSを出しても周囲が受け止めてくれなかった、心理的虐待だったので身体的虐待より優先度が低いと児童相談所で判断された、といったリアルな声からは、子どもを守れていない社会の実態が見えてきます。

「#虐待は大人になって終わりじゃない」との副題にあるように、子ども時代の虐待の経験に大人になってからも苦しむ様子が伝わってきました。
メインキャストの女性を描くに際しては、#ライフストーリーワーク (#生い立ちの整理)の手法を用いたとのこと。生い立ちに耳を傾ける中で、当事者が自分の人生の物語を肯定的に紡いでいくことをサポートする方法ですが、母親とその「彼氏」、また祖父との関わり合いを振り返る中で、自分の人生に対する捉え方が変化していくことが興味深かったです。

監督自身は、児童養護施設での人間関係にも恵まれ、いまもつながりがあるとのことですが、18歳で退所しなくてはいけなかった時には、命をかけるほどの葛藤があったとのこと。どんな質問にも受け答えされる中で、虐待をした側やSOSを受け止めなかった側のことも考える姿勢、#こども家庭庁 の委員もされていますが、この新しい官庁をどう生かしていくかが大事というお話など、前向きなエネルギーをいただけるトークセッションでした。

ドキュメンタリー映画『#REAL_VOICE』は、下記ページから視聴できます(無料です)。ぜひご覧ください。
https://real-voice.studio.site

#子どもの権利 #多様性と人権
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?