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8/29(火) カンボジア総選挙から30年🇰🇭 民主主義が失われていく過程を専門家のウォッチで振り返る

8月29日(火)夜、#大田区の地域自治を考える会(#じち会議)へ🚴‍♀️
今回は、地域の話題から離れて、「#カンボジア総選挙から30年_民主主義と選挙を考える」🇰🇭がテーマ。

企画してくださった、会のメンバーでもある #森田充浩 さんは、私の知る限り、蒲田西口商店街振興組合理事長ですが、実は、1991年のカンボジア和平パリ協定により実現した、1993年のカンボジア総選挙の選挙管理要員をされていた経験をお持ち。そのときのお仲間3人もご参加でした。

日本政府が関わる以前からカンボジアで活動してきたNGO、#日本国際ボランティアセンター(#JVC)の元代表で、日本映画大学教授の #熊岡路矢 さんから、カンボジアの政治情勢を振り返る話を伺いました。
カンボジアでは1993年以降5年ごとに総選挙が行われてきました。2013年の総選挙では与野党が拮抗するところまで行き、2018年には政権交代もあるのでは、と考えられていました。
そこから政権側(人民党)の野党潰しが始まり、2018年総選挙では、野党(救国党)を解党に追い込み、今年2023年総選挙では、書類不備などの理由で野党(キャンドルライト党)が立候補できないようにしました。
今年の総選挙の必然の勝利を受けて、新生カンボジア(立憲君主制のカンボジア王国)において30年間首相を務めたフン・セン氏が長男フン・マネット氏にその座を「世襲」したのは周知の通りです。

#カンボジア国連暫定統治機構 (#UNTAC)として、1991年パリ和平協定、1993年総選挙にも深く関わってきた日本🇯🇵ですが、残念ながらそのときの精神(人権尊重、自由、民主化)は完全に失われたというのが、熊岡さんの結論でした。

自分が生まれた頃の歴史に関心をもち(1974年生まれ、サイゴン陥落の1年前)、ベトナム🇻🇳を中心に、カンボジアも訪れてきた私としても、大変興味深い内容でした。
かつては開発独裁の時期が過ぎると民主化が進むと考えられていましたが、中国の東南アジアへの影響も強まる中、権威主義的な体制をとる国々の動向(とわが国の民主主義のあり方)をあらためて注視していきたいと思います。

#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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