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なぜ自己紹介はつまらないのか

「簡単な自己紹介をしてください」と何某かの集まりで言われることも多いです。「どこそこ県の〇〇です、FPです」と先陣をきった人が自己紹介すると2人目以降は皆「居住地、名前、仕事」と定型文に沿って続いていく。

そしてなにも記憶に残らない、となるわけです。異業種交流会なんかでもそんな調子の人が多い。マルチ商法の輩は「居住地、名前、仕事」よりは多く話をするがそれでもこいつマルチだなとわかる、意味不明なアピール。

自己紹介とは何?ということであるが、自分とはなんぞやをアピールすることではなくて”お互いの共通点を探すこと”である。会社の面接癖がついているので変な自己アピール=自己紹介と考える人も多いがそうではない。

学歴で出身大学しか言わなかったりするが、私のような1学年が100人レベルの単科大学であれば業界以外では出会う可能性は0に等しい、なのでこれを幼稚園まで伸ばすのである。

さらに家族構成特に子供の学年、子どもの学歴まで伸ばせば共通点を増やすことができる。私の娘は私と違い法政のようなマンモス総合大の出身なので娘の話をすると共通項がふやせるのである。

趣味は読書です、映画鑑賞です、のようなことを言う人もいるが最近読んだ本10冊、見た映画10本でも言うほうがよっぽど共通項を探しやすい。相手との共通項が1つでもあれば親しみが湧き相手がこちらに興味が湧くのは言うまでもないわけです。

それを名前を告げるだけ、マルチややる気系営業のように言いたい放題の謎アピールを続けたところで何も刺さらない。学歴アピールがまさにそれ、会社面接じゃないんだから相手との共通項を探す目的で話すのが正解。

結論
人は他人には興味がない

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