2024.02.26記 本棚を顧みる

画像1 前回は新しく買ってきた本、に関して書きました。今回は「本棚にある本」です。勿論大多数は「読み終わった本」で時折取り出して読み直す場合もあります。最近では『虞美人草』とか。50年以上昔、高校生時代に買った本です。
画像2 それとは別に「読んだことの無い本」も本棚にあります。買って読まなかった「積んどく本」ではありません。家内の買った本です。結婚前に家内が買った本も多い。たまにそんな本も読んでみます。今回は遠藤周作の『青い小さな葡萄』でした。
画像3 遠藤周作は家内本が多数を占めています。私の読んだのは『白い人・黄色い人』『沈黙』他数冊のみ、ユーモア系は買いませんでした。
画像4 松本清張は半々程度、『アムステルダム~』は家内本で私も読みました。井上靖はこれ以外にもあるのですが、すべて私の買ったものです。
画像5 先ごろ芸術院会員になった筒井康隆は半々、源氏鶏太はすべて家内本です。
画像6 吉行淳之介は6:4くらいで家内本の方が多いかも知れません。ここには無い重複本も何冊かあるはず。水上勉も同じような感じです。
画像7 歴史もの、司馬遼太郎とか宮城谷昌光、陳舜臣とかはすべて私の買ったものです。最近は「歴女」とかの言葉もありますが、家内は興味が無いようです。
画像8 『青い小さな葡萄』に戻ります。昭和55年第8刷、結婚した年です。式は12月でしたので結婚前に読んだのでしょう。当時は東京と宮城とで離れて住んでいました。結婚を控えひとり、どのような思いでこの本を読んでいたのか、本の内容から離れて40数年前を遠望してしまいます。

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