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【日記】 由布院最終日〜楽しい辛抱〜

本日、由布院の最終日になりました。

朝、昨日だけお世話になったお宿をチェックアウトしました。一人一人のスタッフの方々が関わっていて気持ちよく、最高に楽しい滞在でした。とても温かい温かい気持ちです。旅している気持ちになりました。丁寧に接客してもらったからかもしれません。普段、意外とこういう滞在は多くないな〜と思いました。

旅行に来ているモードになったので、観光的行為をやってみようと思い、由布院の素敵な場所に行ってみることにしました。やってきたのは天井桟敷。由布院のまちに絶大な影響を与えてきた亀の井別荘が運営している喫茶店です。何回も改装されて今の形になっているみたいですが、今の建物も洗練されていて、とても素敵です。

こちらの空間でしばし過ごしていたのですが、何もしない時間があまりにゆたかで仕方なかったです。何もしていないと言いつつ、空間を楽しみ、音楽を聴き、注文したカフェオレを飲むという時間なのですが、何もしない瞑想的な時間が流れている感じになりました。

会話や打ち合わせもせず、空間の中で静かに佇む。その時の身体はふわふわとあたたかく、温泉に入っているような心地でした。昨日マッサージをしてもらったことや素敵な宿に泊まらせてもらったことも影響して、精神がとても落ち着いている感じがします。佇むことを心から楽しむことができる状態は幸せです。

日常生活でもそれを大事にしたいと思いました。つくることも急がず、じっくりと深めていきながら、こういう「ただ存在していることの美しさ」を感受し、表現に転化していきたいです。

天井桟敷で気持ちよく過ごしていると、海外に行きたい気持ちがムクムクと湧いてきました。こういう気持ちはよく湧いてきます。作品をある程度形にしてから海外に行こうと思っていましたが、リサーチ&滞在制作の切り口から、一度海外に行ってみても良いかなぁと思いました。最近、少しだけ働いているのは、海外に行く資金の準備のためでもあります。

あくまで今のやり方はつなぎの時期に行うことだと思っています。後々には多数のパトロネージュを受けつつ、作るものはリターンを手放して放出するという形にしていきたいな〜。しばし焦らず辛抱です。

時差の都合があって安定して日本時間に接続することができるかの調整は随時必要ですが、海外に滞在しながらやってみるかなー。また考えてみます。

まぁ、闇雲にどこか海外に滞在したい!というよりも、創作の文脈が共有できるところを探したいという感じです。単なる観光をメインにしたい、海外を旅しながら生活したい、ということでもありません。表現の切り口から世界と関わっていくということを意識しつつ、行きたいな。

表現という切り口から、フロンティア、未知の流れにぶつかることができますように。



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