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【布の受け取り】 妖怪の布

こんにちは、祥敬です。

ただ今、頂いた布を素材にして、テキスタイルの布を作っています。

新しい布が手元にやってきました。

2023年11月6日、その日は銀座で待ち合わせ。能を見に行こうと誘って下さる方がいて、銀座シックスの能楽堂に行ってきました。あの世とこの世の交差点で行われる能を眺めつつ、いつもと異なる時間の流れにどっぷり潜っていきました。その観劇を誘ってくれた人を元々繋げてくれたのが、今回の布をくれた「妖怪さん」です。能の場にも妖怪さんは来ていました。

妖怪さんは現在48歳ですが、29歳の時に妖怪として生きる構想を描き始め、34歳で妖怪としての決意が固まり、今も妖怪になるための修行をされているのだとか。自分の理解の範疇を超えていて、「ほー!」と話を聞いています。いろんな人間が、いや、妖怪がいるものだなぁと感心するばかりです。

でも妖怪さんが言っているメッセージは結構グッとくるもので、「夢は叶う」「永遠に楽しく生きる」というメッセージが、日々を現実的に考え、条件付けの制約の中で思考をぐるぐると閉じ込めてしまう人間にとっては、妖怪さんだからこその視点が世界が開ける一助になるんだろうなぁと思います。

いろいろと興味深い妖怪さんは、これまた興味深い家である三鷹の天命反転住宅に住んでいます。作家の荒川修作さんが作った場所です。

家に帰る妖怪さん
妖怪さんからもらった妖怪がプリントされた布

ちなみに妖怪さんは絵本も書いています。

X(Twitter)やinstagram上にも妖怪さんは出没しているようです。

X(Twitter)
https://twitter.com/katoshii?s=20

instagram
https://instagram.com/yokai.katoshii?igshid=MTVjNDhvOW1rY2diMQ==

ちなみに、服も貸してもらったのですが、そちらの服はそのまま下さるそうで、「のちに解体して、作品に取り込みます」と伝えたら、笑ってました。

懐広い妖怪さんの布たちをありがたく受け取り、作品制作の糧とさせていただきます。

ありがとうございました!


ということで今回も手元に布が増えました。

現在製作中のテキスタイルの作品は頂いた布とそれを解体した糸を素材にして作っています。

布を贈るよ!という方がいたら、お気軽に呼びかけてください。ありがたく受け取ります。

受け取り方は、やり取りして決めましょう。

連絡先👇
布を下さる方は各種SNSでご連絡頂けますと幸いです。
https://lit.link/shoukei


素材獲得日: 23年11月6日
布の贈り主: 妖怪さん(東京・三鷹に在住)


頂いたサポートは、生活と創作(本執筆)のために、ありがたく使わせて頂きます!