やってきたアルバイトは?今の仕事と意識の違いはある?
どうも、僕です。
今回は「やってきたアルバイトは?今の仕事への意識の違いはある?」をテーマに書いていきます。
初日で飛んだコンビニのバイト
初めてのバイトは高校1年生のときのコンビニスタッフ。はじめた理由は親の勧めでした。
遊戯王カードの転売で当時、正直お金にはあまり困ってなかったです。
ただ、母が「バイトでもして社会経験を積んだら?」と何度も何度も僕を説得してきました。
おそらく、働いてもないのになぜかお金を待ってる息子のことが心配だったんだと思います。
これに負けた僕は、家から徒歩30秒ほどのコンビニの面接を受け、無事に合格。
アルバイトデビューを果たすわけですが…
ひとことで言うと、マジでつまらんし、大人がウザい。(言葉がよろしくないですが、当時本気で思ってました)
そもそも単純作業が苦手な僕だったので、決められた通りにフライヤーで揚げ物を作り、決まったタイミングで飲み物を補充し、毎度同じようにレジを打つ。
これがマジで地獄でした。
「はぁ…帰ってゲームしてぇ」
そんなことを思いながらダラダラ働いていた、夕方の16時ごろでしょうか?
上下グレーのスウェットに金のゴツゴツのネックレス。色黒でヒゲを生やして。サングラスにスリッパでゴリゴリのおじさんが入店。
内心「うわぁ、、めちゃめちゃめんどくさそうなおっさん入ってきた」と思っていたところ、即座に僕のレジに並んできたんですよね。
(うわぁ、、マジで最悪や)
おっさん「#$%@RW%^@RW」
僕「えっ!?」
おっさん「#$#&*$&EY*#e」
僕「はい?」
おっさん「タバコや言うとるんじゃボケ!はよ出せやっっ!!」
このときは何を言ってるのか全然聞き取れなかったんですが、どうやらタバコの銘柄を僕に叫んでいたみたいです。
僕「あ、番号で言ってもらってもいいですか?」
おっさん「それや!そこの白と赤のやつや!」
僕「おまたせしましたー」
おっさん「なめた態度取るなクソガキ!こんな店、二度と来るかぁ!!!」
僕「誰も呼んでへんわ」
おっさん「なめるなクソガキぃっ!店長だせやぁぁ!」
…
店長さんがお客さんをなだめてくれて、なんとかその場は解決。僕は初日だったこともあり、なぜかクビを宣告されることもなく、ことなきを得ました。
一見、社会人経験がなく生意気で失礼な僕と、ケンカっ早いおじさんが揉め、何も悪くない店長さんがひたすら謝る超めんどうな事件。
でも僕は、ここから深い学びを得ました。
それは
「タバコが置いてるから、この民度の人と関わらなきゃいけなくなるんだ。よし、タバコが置いてる場所ではバイトしないようにしよう。」
です。なんだかCRやLPの造り次第で客層が変わるロジックに似てますね。
当時は思考だったり、論理立てることが得意なタイプじゃなかったんですが、なんとなく「この民度の人を寄せ付ける要素がないところにいかないと」と危機感のようなものを感じました。
それもあって、僕はコンビニバイトを初日で辞め、今度はできるだけ変なお客さんを寄せ付けないところで働こうと心に刻みます。
2回目のバイトはスキー場のレンタル
次のバイトはスキー場です。
友達から「遊びながら稼げるらしいし、送迎もあるし、行ってみようや」と誘われてはじめることにしました。
仕事の内容は主にレンタルショップ。
朝8〜9時の来客ラッシュに合わせて、スキーやスノーボード、ウェアのレンタルをさばきまくる。10〜15時くらいまでは暇になるので、滑るか板にワックスを塗る。16〜17時にはレンタルの返却分を片付けて終了って感じです。
友達と一緒だったのと、合間に滑らせてもらえることもあり、仕事というかほぼ遊びの感覚でやってました。
かわいい女の子には、かわいいウェアを出して。
サークルで来て調子に乗ってるイキり男には、できる限りダサいウェアと板を出して。お客さんを巻き込んで遊んでましたね。
そんなスキー場のバイトで得た学びは「危機回避」でした。あれ、さっきと同じですね。
僕も働くまで知らなかったんですけど、スキー場って普通に死亡事故も起こりますし、救急車が迎えにくるなんて日常茶飯事。
なぜか股から大量出血して運ばれる女性の姿。
「あれ、めっちゃボードって、めっちゃ危険やん。
普通に死ぬし、大怪我するやん。俺ウィンタースポーツやめよう。
事故リスクをできる限り遠ざけて生きるようにしよう。」
この頃から、できるだけ車道によらずに歩いたりだとか、信号待ちのときは歩道の内側に寄る。自分から事故のリスクを遠ざけることを意識するようになりました。
そのおかげで今も事故に遭うことなく生きてられると思えば、深い学びだったかなと思います。
ラスト!!スーパーの野菜売り場の品出し
野菜売り場のバイトは大学生のころに「夏も涼しそうだし、果物食べれそう」ではじめました。
結果は僕の狙い通り、涼しい場所で働きながら、果物をつまんで黙々と品出しをする。
暑がりかつ、接客に苦手意識があった当時の僕からすれば最高の職場だったと思います。
ちなみにはじめてマーケティングに触れたのが、このスーパーの品出しで。なぜ野菜売り場の店は低めに設計されているのか?とか、お客さんの動線を考えながら、野菜の場所を毎日微調整したり。
当時は言われるがままに従っていただけでしたが、実際に少し売り場の配置を変えただけで売上が昨対より増えることもあったり…!
「うわ、なんかものを売るってすごいな!!」くらいの感覚でしたが、今思うと初めてマーケティングに触れ、感動した瞬間だったかもしれません。
あとは当時付き合ってた彼女が同じバイト先だったので、「うわ、しょうきくんって仕事もできるんや!!」とどうしても思わせたくて…!
本来主任が行うポップづくりを巻き取ったり。2人1組で行う売り場のレイアウトを1人でテキパキ動いて変更したり。
とにかく頑張りまくってたんですが、彼女はレジ打ちで、僕は遠く離れた野菜売り場の品出し。僕の頑張りが彼女の目に直接触れることはありませんでした。完全に作戦ミスです。
ただその頑張りを副店長さんだったり、他部署のパートスタッフさんたちがものすごく評価してくれて、「過去のアルバイトの中で人柄も働きっぷりも上田くんが1番だ」と店で話題になるようになりました。
この経験で学んだことは、「自分もやればできるやん」です。
というのも、これまでスポーツにしても、勉強にしても1番になったことがマジでなくて…!
部活は地区で1番になっても、次に県大会があって。模試も英語だけは県で1番になれたけど、全国には化け物みたいな人たちがいて。
ずっと、自分は中途半端だなあ…とコンプレックスを抱えながら生きてきた人生でした。
でも歳の離れた大人の方に、しかも店の中でも偉い副店長に褒めていただけたことが、当時の僕にはぶっ刺さって。
今思うと単純だなあと思いますが、これが僕の自信であったり、原動力につながっていたなと思います。
今の仕事との意識の違いは?
ひとことで言えば、責任です。
「バイトは責任が軽いから気楽だなあ」と思っていた過去と、
「やばい、自分の意思決定がこんなにも大きな範囲に及んでしまう…!全力で考えなくては!!」と思いながら働いている今。
後者のほうがしんどいし、悩むし、ストレスだなあと感じる瞬間もあるけど、楽しいです。
なんでしんどいはずなのに楽しいのか?
みんなのレベルが上って、やりたい事業を各々立てて、働くことを本気で楽しめる未来がそこまで遠すぎない地点で来る予感がしてるからだと思います。
そのためにも今はレベルアップ!!!です!
おしまい。
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