季節は
春を飛び越えて
汗ばむ初夏の陽気に
日差しが強すぎる
慌てて咲いた芝桜
いつもの公園の桜も
あっという間に散り
タンポポも綿毛を蓄えては
子どもたち
風に吹かれて
舞っている

入学式を終え
子どもたちも学校生活
第2週目へ

そして
次男の小学校入学に合わせて
子ども部屋を整え
夫婦は寝室
子供たちは子ども部屋と
分けて生活も始まり
子どもたちの体温に触れながら
窮屈さも味わいつつ
毎日寝ていたことが
淋しくて
なんだか落ち着かない夜

旦那さんは
自立だ！と
言うけれど
私はやっぱり寂しいんだなぁって

またヘルプに来ていた義母との
慌ただしい非日常から
ようやくペースを取り戻して
心も少しずつ安定した今週の私

義母さんに気を遣うので
いつもより大学から児童クラブへお迎えまでの
時間を気にして
いつも以上に忙しない時間管理に追われ
正直心も体も疲弊していた
ここ2週間

ほっと息を付く間は
相変わらずないけれど
でも研究生活を楽しんでいる自分がいる

一年前は
想像できなかった今の私

昨年の5月から少しずつ研究室にも通いだし
自分の居場所を探していた日々から

今週は怒涛のごとく
私がここに居てもいい
居る価値があるんだよって

自分の先生や周りの先生が
褒めてくださって
嬉しくて嬉しくて
有り難くて幸せな気持ち

そして今週までに
いろんなことが降りてきたと思ったら
今年中に
論文投稿一報
国内の学会
年末には国際学会
3本立てが
すでに決まった

俄然モチベーションも上がる

やるべきことが
明確になったから
推進力も
ぐんぐんあがる

ありがとうって
感謝でいっぱい
旦那さんにも
先生にも
そして今の環境にも

やってやろう！
そしてオフも
たくさん楽しみたい

私も綿毛のように
気持ちが舞い上がって
フワフワしている
でも
綿毛もいつかは地面に落ち
そして活着するように
ちゃんと地に足をつけて
前を向こう

もうすぐ
私の誕生日
一つ一つ愚直に
一つ一つ子どもたちの生活が軌道に乗るように
一つ一つ健康管理して
みんなが幸せであるように