今日は、五行のお話です。

今年は4/17(土）から春の土用に入りました。

土用といえば、夏を思い浮かべますが、
春夏秋冬の季節の終わり18日間に土用があります。

今は、季節は春たけなわ、ワクワクシーズンですが
「土を掘り起こしてはいけない」と言われているように
季節の変わり目は身体を労わることを
五行では教えてくれています。

そして、土用と関連の深い臓器は、脾（胃・膵臓）。

脾が弱ると、以下の症状が出やすくなります。

・貧血
・低血圧
・低血糖症
・糖尿病
・やつれ（激やせ）
・やせの大食い
・顔や肌、手足がが黄色い
・倦怠感
・ヘルニア
・弛緩性便秘
・湿度が高いと調子が悪くなる
・精神的不安定
・免疫系のトラブル（風邪、感染症）

思い当たることがありませんか？

もし、上記の症状があったら、
身体の声を聞くことができた、と
まずは気づいたご自身にOK！してくださいね。

そして、対処法です。

まずは、とにかくよく噛んで召し上がってください。

そして、塩分を控えないことと
自然海塩に塩を変えることをした方がいいです。

減塩していたら良い胃酸ができないからです。

それから、自然の甘みのある米（雑穀含む）や野菜（キャベツ、白菜、玉ねぎ、人参、大根、かぼちゃ、さつまいも、とうもろこし）などで、脾をよくしてあげてください。

くれぐれも、砂糖や甘いお菓子、甘い果物、清涼飲料水は控え、

血糖値の上昇をなだらかにしていきましょう。

動物性食品を多食すると、甘いものを欲するので
ほどほどにして、野菜と穀物多めにすることをお勧めします。

身体の声を聞いて、疲れたら自ら労わりこまめに休み、
くれぐれも暴飲暴食は慎みましょう。

この時期こそ、粗食にし
穀物と野菜中心の身体に優しい食生活と休息を
心がけて、これからくるジメジメシーズンに備えていきましょう。

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自然と生きる・健やかに生きる・自由に生きる
自然ごはん&食養インストラクター/調理師　中村祥子