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時間のない場所 ーアリゾナ州セドナー

去年セドナに行った時に感じたこと。

とあるキャニオンをハイキングして、
レッドロックの高いところまで登りました。
そこは宇宙へと通じるいわゆるヴォーテックスと呼ばれる
ところだったのですが、セドナにはこういった場所がいくつかあります
(セドナという街全体がヴォーテックスという見方もあるのですが、
それはまた別で)。


おそらく個人個人の相性もあると思いますが、
とあるキャニオンで私はその入り口を入った割と早い段階でとても
強いつながりを感じました。


何年も何百年も、何千年も前に自分はここにいたんだ。
月明かりの明るい夜には木々の間を遅くまで歩き回り、
動物たちと共存し、自然のサイクルとともに生きる。
そんな生活を送っていたんだという気になりました。


そして一頻り高いところに登り、周りを見回した時。
それは四方をレッドロックに囲まれていて、見渡す限りの広大な自然。
とてもフェミニンなエネルギ〜を感じて、思わず
「お母さん、帰ってきたよ」
と言いたくなるほど。


そしてその次に湧いてきた感情は、
この惑星が生まれてから何億年という間の、
全ての植物、動物、人間、生きとし生けるものすべてが今ここに、
この場所にいる。という感覚でした。


これまでの全ての生命体とそして未来の全て生命体が今ここにいる。
過去も現在も未来も、今ここにある。みんなここにいる。


なんとも抽象的になってしまいますが、時間など存在せず、
「全て」がそこにあり「みんな」がそこにいました。
2013年に亡くなった大好きだった人もいた。
「あ、Sさんいる」と本当に感じました。

あんな経験は後にも先にも初めてで、
セドナはまた是非訪れたいと思っています。

(感動して泣いたので目が赤い私をどうぞ↓)

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