渋谷宮益坂歯科のUXがイイ意味でヤバすぎた話。

突然歯が痛くなり、会社から近いという安易な理由で、何の口コミも調べず適当に通い出した渋谷宮益坂歯科

今日で計4回の虫歯治療が終わったんだけど、UX(ユーザーエクスペリエンス)がヤバすぎたので、是非ご紹介したい。

1. ほぼ待たない
予約しても、なかなかその時間通りに見てもらえない病院は多々ある。けど、ここはほぼ待たずに、すぐ治療をしてくれる。

2. 徹底的にお口をリサーチ
初回は、レントゲンやら口腔写真やら徹底的に口内を調べ上げられる。口内のきちんと把握し、適切な治療をするためのようだ。初回診察後は、「お口の説明書」という、歯一本一本の現状態を事細かに書かれた資料をくれる。恥ずかしいくらい自分のお口の中を丸裸にされる。

3. 眩しすぎるスマイル
先生も、歯科助手さんも、スマイルが眩しい。基本は笑顔。ちなみに、イケメン歯医者さんもいた。

4. 理解深まる歯のインフォグラフィックムービー
治療台の目の前に、スクリーンが一人一台置いてある。そこで、今からどんな治療をしていくのか、歯周病の仕組み、歯磨きの仕方など、分かりやすい動画で丁寧に説明してくれる。専門的な言葉を言われるだけだとよく分からないけど、動画にしてもらったり、図解してもらうと私たちも分かりやすい。こんなに歯について丁寧に説明されたのは初。

5. 麻酔注射から流れるディズニーソング
虫歯治療の前に麻酔注射をされた。驚いたことに、麻酔注入中機械からディズニー「♪星に願いを」のメロディーが流れたのだ。局所麻酔と言えど、やはりややナーバスになるので、それをディズニーソングがカバーしてくれる。ちなみに、ドリルの音が嫌な人に対しては、ヘッドフォンが借りられる。至れり尽くせり。

6. 治療計画書をくれる
治療は計何回か、次回どんな治療をするのか。そんなことが書かれた治療計画書を診察後くれる。銀歯、プラスチック、セラミックなど、材質によっての治療費比較一覧なども書かれている。このタイミングで呼ばれるお会計もほぼ待たない、すぐ呼ばれる。

7. 治療最終日にはみんなで記念撮影
今日で虫歯治療最終日だったが、「今までお疲れ様でした!」とまるで退院並みに医師一同祝ってくれる。おまけに最後、先生と歯科助手さんと謎の記念撮影。撮影した写真は、次回検診の一ヶ月前にハガキとなって送ってくれるらしい。「べつにい...」まで言いかけたが、眩しすぎるホスピタリティを拒むのもなんなので、共に撮影した。今思えば、オモロすぎたので自分のスマホでも写真とっとけばよかったと後悔。

と、東京の歯医者ってこんなにUX充実しとるん?!と、地元広島でしか歯の検診したことない私にとって驚愕な通院だった。今回を機に、歯の検診に定期的に行くこと決めた。また、三ヶ月後、このUX再体験する。

大都会渋谷は激戦区なので、サービスで他歯科と差別化しようという戦略と、単純に歯医者=怖い、痛いというイメージを壊そう、快適に歯医者に来て欲しいという考えがうかがえる。

歯に困ったら、渋谷宮益坂歯科のUXを体験してみてください。

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