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ベルリンで緊急入院・手術してみた。- 総合病院までのジャーニー編 (3)

いまだけ無料!

ベルリンで緊急入院・手術してみた。- ドイツ一般病院ハック編 (2) のつづき。

ほんまに、盲腸の想定は1mmもなかったです。

血液検査を一般病院ですると、翌日までかかるけど、総合病院だとすぐ結果が出るので、ソッコー行ってくださいと。

総合病院の住所と紹介状をもらい、今度はそちらに行くことに。


ちなみに、ドイツでは医療保険料を払っていると普通の診察は無料です。

というか、ドイツに居住する人は医療保険に入ることが義務!

なので、外国人であれ、勝手に無料になります。


日本のように会計まで待たされることはなく、薬の処方箋をもらったらすぐ帰ることができます。

けど、薬代は自腹です。


最初この「病院が無料!」感覚が慣れなかったです。

レントゲンを撮っても、エコーしても、血液検査をしても、尿検査をしても、無料。


衰弱な私にとっては、ありがたい限り。

ただし、私はフリーランスになり、超絶高い、家賃より高い、医療保険を毎月払っております。

ブルブルブル。 (((( ;゚Д゚)))

所得税とか、税金、鬼高いです。ドイツ。

医療費が無料といっても、例外もあるようです。

私がこれまで行った、歯のクリーニングとか、産婦人科の特別な自主検診(ガン検診、エコー検査など)とかは、有料でした。

日本の自費の金額(保険外)とさほど変わらない気がします。


一般病院でもらった住所を頼りに、歩いて5分の総合病院へ。


Krankenhaus Prenzlauer Berg Patientenaktenarchiv
Fröbelstraße 17, 10405 Berlin, Germany
tel: +49 30 902950
Google Map


総合病院へ到着後も、ドイツの試練。


受付の人がいない。

勝手に中に入るも、病院のサインが全てドイツ語で、何が何やら訳がわからない。。

ドアがいっぱいすぎる。どのドアを開けて、どこへ行ったらいいのやら。。

というか、醸し出される雰囲気、怖すぎる。


むぅーん。


その辺にいたドイツの看護師さんに聞くも、英語が全く伝わらず。。


むぅーん。


やっと英語が通じる人がいて、どこへ行ったらいいか教えてくれました。


しかし、紹介状を見せたけれど、受付の人に言われたのが


「ここの病院ではなく、盲腸検査なら他の病院ですよ。」


(゜∀゜)


違う病院をまた紹介されました。


どぅ、どぅ、どういうことよー!!!??


前の病院はここに来いと言っていたよ、と伝えたけど、

行った病院の先は、ここではなくて他ですよ、と。


お腹痛いのに、もうよくわからないよ、ドイツよ。


日本人とドイツ人は似ている、とかよくいうけど、

ドイツ人の言うことは、日本人に比べてはるかにテキトーなので、

念のため、また一般病院へ戻り、受付で聞いてみました。


わからないことは、ウザいくらいちゃんと確認する。

これ、外国生活の基本。


「紹介された病院に行ったけど、ここじゃない、他の病院に行ってくれと言われました。この病院でいいんですか?」と。


そしたら

「じゃあ、言われたその病院に行ってください。」

と受付のおばちゃん。


ホジャ、はよ言ってし!!!

よくわからんし!!!

お腹痛い中、たらい回されたし!!!


と、日本でこの対応されたら激オコするな、と思いながら、次はタクシーで15分くらいの違う総合病院へ。


つづく。

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