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漫画の原稿料の話

こんばんは~!

今日は20度超えのぽかぽか陽気にウキウキを抑えられず、今年初のビーサンデビューを果たしました しょうこです。


小さい頃、

『漫画家って印税で一生食べていけるんだろうなぁ~!すごいなぁ~』

と思っていた私が、本日は自分が実際に頂いていた原稿料についてお話ししようと思います!

私が主にさせていただいていたお仕事は企業様の商品PR漫画の作成及びSNS配信が多かったのですが、企業様にもよりますが

1ページにつきだいたい11.000円から13.000円頂いていました。

SNSで配信する用ですのでほぼ毎回
1回のご案件で4ページから8ページ、

月に1本か2本コンスタントにご案件をいただいておりましたのでこちらが最低でも月に44.000円~の収入。

そしてweb雑誌の月イチの連載の原稿料が

10ページで20.000円。


『やっっっっす!!!!』

と思ったそこのあなた。

補足させていただくとweb連載の方はかなり小さめの原稿用紙(原稿につけペンのアナログスタイルな私)15cm×15cmくらいの大きさで描いて送っていた上に、原稿料に見合ったシンプルタッチで描いていたのでご心配なく☆
ちな普通の原稿用紙のサイズは内枠で18cm×27cmです。

そして商業誌の作画担当が

1ページにつき8.000円。
お仕事は毎回8ページ。

これが以外に安い…… 企業様案件の原稿料より安い。

中堅の出版社だったんですが、私もSNSでちょっと流行ってるくらいの漫画家だったし原案付きなのでこのくらいが妥当なのかと……

しかし作画担当で原案はあると言っても、

構成とネームも私がやってたんですけどね……。

これで編集さんに色々ダメ出しされたり何回もリテイク喰らったりしてましたので原稿料考えるとちょっとキツかったですね。

ネームできるまでに普通に1週間とか掛かる時もありましたしその作業に報酬は発生しませんしね。

地味にキツかったのが、原稿料の振り込みが雑誌掲載日から3ヵ月後という規定でした。

ちな書籍出版させていただいた時の原稿料は80.000円でした。

こちらは誰もが知るめっちゃ大手出版社です。

1ページ80.000円じゃありません。

SNSで発信していたオリジナル漫画150ページくらいのチェック及び編集と

描き下ろし50ページ1ヵ月ちょいちょいでやった時の原稿料です。

この原稿料プラス前話でお話した紙本の印税を初めに頂けるわけですね。

電子本の印税は会社勤めの方が夏と冬にもらうボーナスと同じ間隔くらいでしか振り込まれないので生活のあてにはできません。

どうでしょうか!
意外に安かったのではないでしょうか!!

企業案件数と住む地域によってはギリギリ暮らして行けるか行けないかくらいの収入ですね☆

これが今は0円です!!

SNSでまた漫画発信すれば案件いただけるかもしれないけど、一旦そっちの方はお休みしたいので

似顔絵のお仕事……絶対に軌道に乗らせる!!


祈るんじゃなくイメージするんや───

と漫画『ファブル』のアキラも言っていましたね。

私もアキラを見習って実行するようにしていますよ。

ちなみにさっき調べたら週刊少年ジャンP🕴の新人さんの初掲載時の原稿料は1ページ18,700円ですって!!(2023年時点)

ステキ……!!✨✨

続く

というわけで本日の似顔絵!✨

映画『ザ・ファブル』の岡田准一さんと木村文乃さんと宮川大輔さん!!

岡田准一さんが持ってるのCDのつもりなんですけど漫画の単行本みたいになってますね。

私……まだ漫画の事を忘れられないのかな……
なーんて

ではでは



追伸
前回投稿した2記事はちょっと怖くなって削除いたしました。スキしてくださった皆様、失礼いたしました……そして本当にありがとうございました!

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