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2019年のおせちづくり、3日目

いよいよおせち作りも最終日ですが、案の定風邪気味。判断力がなくなること間違いなしなので、段取りを書き出してからスタートです。

最終日の今日は、日持ちに不安のあるもの。お煮しめや魚料理を仕上げていきます。メインはやはり、お煮しめの「飾り切り」ですが、もともと得意ではない上に風邪気味だし、集中力がなさそうだったらやめよう、なんてオプションを用意しながら、進めていきます。オプションは、心の平安のためにも大切です。

昨日買った鰤は、山椒を使った照り焼きにしました。
お煮しめは、具材を全部一緒に煮るパターンとか、一つづつ別に煮て、丁寧に仕上げていくパターンとか、いろいろありますが、鶏肉から出た出汁の旨味は捨てがたいよね!ということで、まずは鶏だけ先に火を入れてから、その煮汁で根菜類を煮含める方式にしました。
ただし、鶏を煮た後の煮汁は、きちんとペーパーで濾す。鰤を焼いたあとのフライパンは、一度きれいに洗う。いつもと同じ料理でも、少しだけ丁寧にやる。おせちって、そういうことだけでも十分のような気もします。

お煮しめの根菜は、人参、れんこん、里芋、そして椎茸です。人参は型抜きして、れんこんは包丁で花形にしました(ミッションクリア!)。
さらに、先にとっておいたお出汁に余裕があったので、予定になかった京芋の煮物も追加しました。お煮しめは、今回は甘みを抑えましたが、こちらは、みりんも効かせた甘めの仕上がり。

風邪気味なので、暖かくして、風邪薬を飲みながらの作業ですが、一日中同じ場所で淡々と動いていると、風邪薬が効いてくる様子とか、切れた瞬間とか、すごくよくわかる。一日の気温の変化や、日差しの当たり具合など、いつも以上に敏感に感じます。午前、午後と、規則正しく薬を飲みながら、集中しすぎて身体が凝り固まらないよう気をつけながら……。

肉団子と、れんこん団子は、紅白のもち米焼売風に。最後まで揚げようかどうしようか迷っていたのですが、彩りも考えて、焼売仕立てにしました。

夕飯は、例年近所の母の家に集合することが決まっています。夕方18時、ぎりぎりセーフですべてを仕上げ、おせちの準備は完了。
本日仕上げたのは、お煮しめ、鰤の照り焼き、京芋の煮付け、頭芋と大根の白胡椒煮、もち米焼売(白)もと米れんこん焼売(紅)、花椒鶏、百合根のスパニッシュオムレツ。
お重に詰めるのは明日の朝にして、今日は早めに休むことにします。
皆様、良いお年を!

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