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2019年のおせち、振り返りの記録

あけましておめでとうございます。
年明けから、自分の実家、義実家と訪ね歩き、先程ようやく戻ってきました。
年末年始というのは、いつもと全く違う動きをするために、普段より負荷が大きい上に、機嫌よく過ごさなくてはいけない。おまけに寒い季節とあっては体調を崩すリスクにも備えなくてはならず、正直、ずーーーーっと気が立ってる状態なのですが、ようやく一息、無事乗り越えた感でいっぱいです。
今から「お正月休みが終わりました休み」が欲しい(と、これも毎年思います)ところですが、まあ、ぼちぼち日常に戻らなくてはなりません。

さて、お正月気分が残っているうちに、今年のおせちの振り返りをしたいと思います。
3段重に詰めたので、まず1段目から。(伝統的な、一の重二の重…という様式には則っていませんので、任意の順番です)

紫芋のきんとん
真ん中の紫は、パープルスイートロードのきんとんです。バターを入れた、スイートポテト風。子どもに受けるかしら、と思ったのですが、反応は普通でした。今や、お正月とはいえ洋風の美味しいものはたくさんあるしね。
この写真は自分の実家用で、器に盛りましたが、義実家に持っていったものは、小さな巾着絞りにしました。

もち米焼売
きんとんの周りのピンク色の丸いので、中は豚肉餡です。もち米焼売は、1日に食べた実家おせちでは問題なかったのですが、2日にはもう固くなってしまったので、義実家用には入れず。あまりおせち向きではないなあと思いました。来年はやめようと思います。

数の子の松前漬け風
右下の隅。数の子、切り昆布、人参を漬け込んでいます。つけ汁は、酒、醤油、みりんを、3:2:1くらい…ですが、味見をして適当に変えてしまった気もします。
数の子って、特に好きでも嫌いでもないのですが、これは気に入ったので、次回も候補に入れます。
甥っ子も好きみたいで、しかし、数の子だけをほじくり出して食べてしまうので、大人が昆布ばっかりを食べる羽目になりました。(それを見越して、最初から全部は出さず、小出しにして対抗です。)残った昆布をつまむのも美味しかったけど、来年はバランスよく食べてね。

紅白なます
もともと酢の物があまり好きじゃないこともあって、私の中では、いかに「酢」を感じさせずに美味しく仕上げるか、が酢の物の肝になっています。
前にも書いたように、お気に入りのニョクマムを使ったアジア風ですが、その点でもよくまとまりました。

鰤の照り焼き
これが戸惑うほど好評でした。
軽く塩をした鰤に片栗粉を振ってフライパンで焼き、醤油、酒、みりん、生姜みじん切り、山椒の実で煮詰めたタレに絡めただけ……自分では普通すぎて、何が良かったのか、よくわかりません。照り焼きがあまり好きじゃないはずの母までが、美味しい、と食べていたのですが、もしかして、私の照り焼きは、皆の思う照り焼きではないんでしょうか…。

伊達巻
市販のものですが、私にはちょっと甘すぎました。そもそも甘いものではありますが、自分が美味しいと思えないものはつまらないですね。伝統的な味だからといって、我慢して食べるのも辛いですし、次回は自作も考えてみようと思います。

ちょろぎ
紫芋の上下にある、白とピンクのねじまきです。お正月シーズンにだけ登場する(他の時期にも、たまーに見かけることはあります)謎の食べ物。
どうかなーと思いましたが、姪っ子たちも、テレビのクイズで見たやつだ!と盛り上がってくれたし、お正月らしい良い体験になったかな、と一人満足しています。なかなか良い脇役になってくれました。

長くなるので、今日はここまで。二段目、三段目は次回にします。

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ちなみに、紅白なますに使ったニョクマムはこちら。あまり見かけない(そもそも、ナンプラーに比べて、ニョクマムはあまり出回ってませんね)のですが、見つけたらぜひ使ってみてください。今イチオシの調味料です。ほんと美味しい。


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