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蜂蜜絞りディスプレイ作ってみた。 〜四方良しのフラッグシップモデル〜

私が代表を務める株式会社四方継は20年前に大工工務店として創業しましたが現在の事業ドメインは建築技術に強みを持つ地域コミュニティー事業にシフトしています。私は元大工で、スタッフも全員大工や建築士のモノづくりを専門にしているメンバーばかりですが、そもそも、モノづくり(家づくり)はそれ自体が目的になることは無く、「その後」の暮らしが如何に快適で心地よく健康的なものになるかに焦点を合わせるべきとの想いから地域そのものが良くなるようにと様々な地域サポートの事業に取り組んでいます。今日はそんな活動の一環でモノづくりの技能を活用した一例をご紹介します。

つない堂のつなぐ活動

株式会社四方継のコミュニティー事業部であるつない堂は「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、良い街を継ぐ」をスローガンに掲げて、地域に住まう人と人、信頼できる事業所や商品を繋ぐ紹介とマッチングを活動の中心にして月額千円の課金制の会員サービスを行なっています。毎月数人の事業者さんにインタビューに出向き、動画を編集してHPに掲載すると共に会員さんに向けて配信しており、地域に根ざした良い事業をされている方を広く知ってもらいたいと精力的に取材活動をしています。様々なご縁を頂き、いろんな方が会員になってくださるのですが、その中に養蜂をされている方がおられて、この度、蜂蜜の販売を安定させたいとのご相談を頂きました。昨今の自然食ブームの影響もあり、このところホテルやカフェで養蜂の棚から蜂蜜を絞る様をそのままディスプレイにして搾りたての蜂蜜を提供するお店が増えているとのことで、そのディスプレイをおいてもらうことで、フレッシュな蜂蜜を安定的に提供できるようにしたいとのことでした。東京マリオットホテルの朝食ビュッフェはこんな感じとのことです。(https://haujie.com/?p=25307さんのサイトから拝借)

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蜂蜜搾り器作ってみた

この蜂蜜絞り機?がなかなか手に入らない&ネットで売ってる商品が意外と高価とのことで、つない堂のサービスの一つに建築端材の無料提供を行っていることから、端材利用であれば材料費はかからないし、社員大工が手隙の時に作れば製作費も抑えられるということで作ってみることにしました。購入する材料はアクリル板と樋に使う銅板、天板が開くようにしたいとのことだったので小さな真鍮の蝶番のみ、あとは全て廃材の端材を利用して作ってみたところ制作費は結構抑えることが出来ました。

四方良しモデル

今後は神戸を中心とした近隣地域のホテルやカフェ、パン屋さんなど蜂蜜の販売に協力してくれそうな知り合いの事業者さんにハチミツと一緒にディスプレイを置きませんか?と私達が積極的にお声掛けをして、地元神戸産の生搾り蜂蜜の流通のお手伝いをしていきたいと思います。巣箱から取り出した蜂蜜棚から直接滴り落ちる蜂蜜はとても美味しそうに見える(実際美味しい!)上にワイルド感もあって迫力満点!展示されるお店にとっても大きな特徴となり、メリットにもなると思います。しかも完全無添加の生蜂蜜が手軽に手に入る様になれば、地域の人の健康にも寄与できるかも知れません。まさに三方よし、四方良しのモデルです。(^^)

ご紹介下さい!

職人集団の私達、モノづくりの技術がある職人会社が地域の生産者さんとコラボして、お店の売り上げに貢献出来るような商品を作って、地域でのご縁を繋いで供給先までお世話する。この取り組みが順調に成果に結びつけば生産者、職人、お店、エンドユーザーの四方皆が良くなると思います。モノづくりコミュニティ企業を標榜する私達が目指す世界観を表すフラッグシップモデルとして気合入れてディスプレイを置いて蜂蜜の販売をしてくれる事業者さんを探したいと思います。お心当たりがある方は是非ご連絡ください!(^^)
ちなみに、蜂蜜の製造販売元はこちら、押部谷のさとのわさんです。

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四方良しの世界の実現を目指しています。

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