マクラメ技法で作るタペストリー

作っていて時を忘れそう!マクラメ技法でタペストリー。

マクラメ技法で作るタペストリー。さりげなくお気に入りのスペースに飾ると部屋の雰囲気も変わりますね。
好きな配色で。ひたすら編んでいって・・・。
日が長くなるこの季節だからこそ手作りタペストリー作ってみませんか?

用意するもの

◎ひも(グレー:3mm幅) 30m
◎バインダー(A4)
◎メジャー
◎ハサミ
◎クリップ 2個
◎流木 約20cm

※「コットンスペシャル 3.0mmタイプ(30m) グレー(メルヘンアート株式会社)」を使用。
※作り方の写真では、わかりやすいようにひもの色をオレンジ、イエローに分けました。

制作時間の目安
約180分

下準備
30mのひもから0.5mを2本とり、残りを16等分(約1.8m)に切り分ける。

作り方

STEP 1 流木にひもを1 6 本取り付ける

POINT ひもは隙間を空けず、流木の中央部分に寄せる

1.ひもを中央部で折り、流木の下に置く。

2.これを16本分繰り返す。

STEP 2 提げひもを流木の両端に取り付ける

1. 0.5mのひも2本をSTEP1と同様の方法で上側に向けて取り付ける。

2.ひもを本結びで結ぶ。これが提げひもとなる。

STEP 3 平結びで1段目を結ぶ

1.クリップで提げひも部分をバインダーに挟む。

2.左側から4本分をとる。結ぶひもを混同しないよう、毎回とり分けると◎。

3.平結びを1回ずつ結ぶ(横に8個結べる)。

STEP 4 平結びで2 段目を結ぶ

1.左外側の2本を休ませ、3本目から4本分をとる。

2.1でとった4本で平結びを1回結ぶと写真の状態に。

3.同様に平結びを続けていくと、右外側の2本が余る(横に7個結べる)。これで2段目が完成。

POINT
偶数段では、両外側の2本を休ませる

STEP 5 平結びで3 段目を結ぶ

1.左側から4本分をとる。

2.外側のひもと、外から2番目のひもを交差させる。

3.交差させたまま平結びをする。

4.続けて平結びを7回繰り返せば3段目が完成。右端の外側2本も2と同様に交差させてから結ぶ。

STEP 6 平結びで4~9 段目を結ぶ

1.中央部の4本を上に分けて休ませる(使用しない)。

2.偶数段なので写真のように両外側の2本を休ませる。4段目はSTEP4同様に仕上げる。

3.1段結ぶごとに中央のひもを4本休ませながら、5~9段目も平結びを結ぶ。写真のようにきれいな傾斜ができれば◎

POINT
窓を作るため1段作るごとに中央のひもを休まる

STEP 7 窓の部分で平結びをする

1.端から6・4・12・4・6本に分け、両端の6本ずつ2組は休ませる。

2.中央の3組で平結びをする。(平結びは4本どりで結ぶ)。

3.中央部で平結びができた状態。

STEP 8 窓の下部、傾斜部分を結ぶ

1.偶数段なので端の2本を休ませて、3本目から4本をとる。

2.1でとった4本のうち窓側の2本を交差させる。

3.その4本で平結びを結ぶ。右側も同じ要領でやると写真のようになる。

4.左側から4本分をとり、外側のひもと外から2番目のひもを交差させて平結びを結ぶ。

5.4の結びの隣に余った2本に、窓部分からの2本を足して4本とる。

6.この4本で平結びをする。右側も同じ要領でやると写真のようになる。

7.1段ごとに、窓部分からひもを左右2本ずつ足していけば、15段目で窓が閉じる。

POINT
1段作るごとに窓のひもを左右2本ずつ足す

STEP 9 シンメトリーの下降線をつくって完成

1.窓の下部から、さらに2段分結んで、17段目まで仕上げる。

2.18段目では両外側の2本を休ませて、端から平結びをする。以降、段を下るごとに両外側を2本ずつ休ませていく。

3.最後に4本だけ残ったひもで平結びをすれば、写真の状態になる。

4.1本のひもにつき1~4ヵ所結び目をランダムな場所に作る。

5.バインダーから取り外せば完成。

POINT
下降線では両外側を2本ずつ休ませる

撮影/徳田 悟
制作協力/メルヘンアート株式会社


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