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愛する平野紫耀くんよ、おかえり



表舞台を去った自担・平野紫耀くんとの再会の日は、突然訪れた。


今になり思うが、自担不在なあの日々はとても貴重な体験で、きっとこの先のオタ活において良くも悪くも影響を与えるポイントになると思うので、当時の私の感情を中心に、ここに残しておきたい。



◎ 5月20日


キンプリ5人の冠レギュラー番組であるKing & Princeる。がゴールデン帯で放送。これをもって最終回となった。
昼の時間帯からの人気企画を行ったり、5人旅で普段通り和気あいあいとしている姿を見せるキンプリたちに笑い、ちょっぴり泣きながら番組を楽しんだ。

その後、NHKの歌番組に5人は生出演。 " ichiban " " シンデレラガール " " Beautiful Flower " を歌唱した。
紫耀くんは、大粒の涙を流しながら必死にマイクを握り、歌っていた。その姿はとても美しく、儚く、切なかった。


◎ 5月22日


紫耀くんと、同じくキンプリメンバーの神宮寺勇太くんの退所日。
まず始めに、岸くんがブログを更新。そこで自身の退所日が決まったことを報告してくれて、また寂しい気持ちが増した。
続いて他のメンバーもブログを更新。紫耀くんは22時50分頃に更新した。

有料サイトのものなので内容には触れられないが、紫耀くんの言葉はひたむきに真っ直ぐなものだった。いろいろな意見や憶測を呼んだブログだが、あの言葉は彼のファンに対する精一杯の優しさなのだと解釈している。(THE 平野担解釈すまん)
そして『またね!!!』を残して、紫耀くんは表舞台から去った。そこからは生存確認もできなくなった。


◎ 5月23日〜7月2日


5月23日は、King & PrinceのCDデビュー日だった。
この日より、廉と海人の2人体制が始動。夕方にはSNSで一斉生配信を行なってくれて、正式に2人体制お披露目ともなった。



配信が始まってすぐは2人だけのキンプリに慣れなかったけど、れんかいの醸し出す穏やかな雰囲気が可愛くて、自分でも不思議なほどすぐに受け入れることができた。
このアーカイブもお気に入りで、何度も視聴している。
ちなみにこの時はまだ『だが、情熱はある』の放送中で、若林節が入りまくっている海ちゃんを見られるところも良い。


そして、この配信内で2人体制初のシングル " なにもの " の発売決定が報告された。
6月に入るとすぐ、YouTubeにてMV解禁。



なんだこの華やかで平和な優しいMVは!!!!!


海ちゃん主演ドラマの主題歌にもなったが世界観に合いすぎているし、たくさんの人の耳にも触れるし、なにより2人の穏やかで優しい雰囲気を残しながら心機一転の気持ちを込めて歌う姿はこの曲に説得力を持たせていると思うし。
この曲を新体制一発目にしようと考えたスタッフ陣、まじで天才。拍手喝采。


6月3日にはテレビでこの曲を初披露した。
そこを皮切りに、2人は音楽番組や情報番組、バラエティー番組にどんどん出演し、" なにもの " を宣伝しながら新体制のKing & Princeを世間に印象付けていった。

そして6月21日に " なにもの " 発売。初週50万枚以上を売り上げて、オリコン史上初の快挙を成し遂げた。

7月1日からはレギュラー番組のキントレが放送開始した。
King & Princeる。時代から、劇団ひとりさんやザキヤマさんも継続して出演。

7月2日には、 " King & Princeとうちあわせ " と題したファンミーティングを開催。新体制後、初めてファンの前に姿を見せてくれた。

こんな感じで、キンプリは無事に歩み出した。
私ももちろん、2人のことを応援しており、番組に出演すれば見ていたし、CDも購入した。
れんかいが作る新しいキンプリは癒し度数が高くて、見ているだけで微笑ましくなってしまう。個人的にはとても好きなグループだ。


一方紫耀くんはというと、この間全く音沙汰なしだった。
どこで何をしているのかもわからず。時々週刊誌やネットニュースで次の活動先の噂話が載るくらいだった。

毎日毎日、『紫耀くん何してるのかなぁ』『いつになったら戻ってくるのかなぁ』『元気かなぁ』と考えて、ひたすらに『またね!!!』の言葉を信じ、待つ。
大袈裟に書いているわけではなくて、約40日間本当にその繰り返しだった。

自担の姿が見えなくなるという経験をしたのは初めてで、ましてや生存確認ができないなんて自分の中でどういう風に処理をしたらいいのかわからなくて、ずーーーっとモヤモヤしていたのだ。


前までなら楽しんで見られた他のアイドルの活躍も受け入れられず、ただ寂しい気持ちが膨らんだ。
結局、5人のキンプリや2人のキンプリの映像を見ている時が1番落ち着き、笑っていられた。


まさか自担の不在がこんなにも響いてくるとは思わなかった。でもそれだけ私にとって紫耀くんの存在は大きく、代わりのきかないものなのだと知った。いや、知ってはいたけどまさかここまでとは。正直、自分に自分が引いている節はある。


◎ 7月3日 


タッキーこと滝沢秀明さんが、Twitterスペースを三宅健くんと共に実施。


7月2日にタッキーが社長を務める芸能事務所 " TOBE " に健くんの合流が発表されたばかりで、2人は久しぶりに表で会話が出来ることを喜びながら楽しんでお話しされていた。
私は元々タッキーと健くんのコンビに好感を持っていた上に、紫耀くんとジンちゃんが " TOBE " に合流する噂もあったので、何かこぼれ落ちてくるものが無いかと淡い期待を持ちながら聴いていた。


配信の最後、タッキーから『7月7日に生配信をします』とお知らせがされ、一瞬、心臓が大きく鳴った。



これは、もしかすると……



だがしかし、この事務所に合流が噂されているのは紫耀くん達だけではない。後輩の7人組グループの移籍も噂されていたので、期待しないでおこうと思った。


◎ 7月4日

事務所から生配信のサムネイルが提示された。


椅子が2つ……?


これは、ひょっとするとひょっとするかも……でも期待して外れた時のショックは大きすぎる……

淡い期待が膨らんでいくのは十分に感じながら、『まだ100%信じちゃダメだ』と言い聞かせた。



◎ 7月6日


生配信前日。
健くんの時を振り返ると、前日にTeaser映像が上がっていた。
もし同じ方法なら、恐らくこの日に映像が上がり、何かしらの手掛かりを掴めるはず。
しかし、こんな大切な日に限って私は夜に用事が入っており、映像が上がるだろう時間にはどうしても見られないことが確定していた。
そのため、妹に映像を見ておくよう頼み込み、何か手掛かりがあればすぐラインをしてほしいと犯人を追う刑事ばりの緊迫感で伝えた。(迷惑)



そして19時。予想通り映像が上がっていた。




20時頃、私は妹からのラインをそっと確認。
たった一言、『勝ち確だね』と書いてあった。

夜に帰宅して改めて映像を見たが、これは勝ち確だわ(?)



大好きな人を匂わせる映像に、本当に久しぶりに心が躍った。



◎ 7月7日


仕事が終わりダッシュで帰宅。生配信の準備を万全に終えて待機した。


そして、19時。生配信が始まった。



久しぶりに見た紫耀くんは、髪の毛を茶色く染めた以外は何も変わりなく、満面の笑みでそこに立っていた。


(TOBEはスクショの貼り付けOKとのこと。)


約10分間の配信中、紫耀くんが明るく希望に満ちた表情で今後について話してくれて、それだけで私の中のモヤモヤは晴れていった。

そしてジンちゃんが隣にいてくれることも、とても安心した。
噂にはあったけど本当に2人は離れなかったのかと、嬉しくて仕方なかった。


配信の中で、2人のファンクラブ開設とInstagramの個人アカウントの開設が報告された。
ファンクラブは入会したい人数が多すぎて当日に入会できた人が一握りになってしまったり、インスタフォローしたい人が多すぎてはじかれる事件があったり、2人の人気が凄まじいことを証明することが立て続けに起きた。
それだけみんなが待ち望んだ復活だったのだ。


YouTubeの生配信後は2人揃ってインスタライブに登場。短時間だったけど、久しぶりに平野節を堪能できてめちゃくちゃ満たされた。

20時にはInstagramも開設されて、2人の写真もアップされた。三宅健くんのアカウントにも載せてもらえたり、SNS上にじぐひらがどんどん進出していった。約40日間生存確認すらできなかったのが嘘のようで、脳がバグを起こしそうという感覚さえも幸せだった。




現在、2人の活動は始まっていなく、インスタの投稿でファンと交流をはかってくれている。
早く歌って踊る紫耀くんが見たい気持ちは100%なんだけど、それ以上に今は嬉しい!楽しい!大好き!な気持ちでいっぱいだ。(突然のドリカム)
それくらい、あの40日間がとても辛くて寂しかったのだと思う。


昔から自担に対しては要求が大きくなりがちで、『ああいう仕事をしてほしい』『もっとこうしてほしい』と思ってしまっていたけど。そう思うことができるのは、自担がアイドルとして存在してくれているから。
目の前にいなきゃ、思うことすら許されない。
だから、とにかく彼がアイドルとして戻ってきてくれたことに感謝しかないのだ。ありがとう、紫耀くん。


きっとまた、いろんな欲や要求が出ることはあると思う。我儘なオタク心理をぶつけたくなる時だってあるはず。
そういう時こそ、あの時間の気持ちを思い出して、我にかえれるといいな。


なにより、紫耀くんが満面の笑みで再会してくれた姿を見て、TOBEに行ってよかったんだと思った。
キンプリとして最後に見た紫耀くんの泣き顔が忘れられず苦しさが残ってしまったので、久しぶりに満面の笑みで話す紫耀くんを見た時に、心からホッとした。
もちろん、キンプリの時より今の方が良かったとは言わない。やっぱりキンプリの平野紫耀が1番好きだ。だけど、自担にはなにより笑っていてほしい。幸せでいてほしい。これに尽きる。
紫耀くんが幸せになるために選んだ場所がTOBEなのなら、全力で応援していくに決まっている。


そして、紫耀くんやジンちゃんはもちろん、キンプリを守り続けるれんかいも、これから新しい道に行く岸くんも、5人全員が幸せを感じながら生きている未来であってほしい。





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改めて。


平野紫耀くんよ、おかえり。
戻ってきてくれて、ありがとう。
これからまた " 平野紫耀 " を、愛させてね。

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