見出し画像

平野紫耀は王子様なんかじゃなかった


さよならとお別れの あいさつを言うかわり

君にこの歌を 僕はおくりたい



5月22日。ついにやってきてしまった。


5人のキンプリ活動終了のお知らせが来てから、頼むからこの日がこないでくれと願い続けていたのに。
どうしたって時は流れてしまう。


最愛の自担である平野紫耀くんが、ジャニーズを退所する。
約10年間、ジャニーズアイドルの平野紫耀を見続けてきて、今日その終止符が打たれる。

いろいろな思いがあるけど、1番はやはり感謝を伝えたい。



10年間、ずっと楽しかった。
Jr.時代の紫耀くんも、キンプリの紫耀くんも、いつの時代の紫耀くんも魅力的で、大好きで仕方なかった。
紫耀くんが魅せてくれる歌やダンスに元気をもらって、
紫耀くんの伝えてくれる言葉たちに救われていた。
紫耀くんがアイドルとして存在してくれているだけで、いつだって前を向いて過ごせた。


King & Princeとしてデビューしてからは、仲の良いメンバーと切磋琢磨しながら " 目の前の人を幸せに " 、" ティアラに喜んでもらうために " と試行錯誤して作品を創ってくれて。
そんな熱い想いと素晴らしい作品を手にする度に、 " 平野紫耀を推せることが楽しい! " って思わせてくれた。紫耀くんはそんなアイドルだ。

当たり前の日常に癒しと彩りを添え続けてくれて、ありがとう。





君の苦しみ知りながら

君の悲しみ知りながら

何も出来ない僕なのね


もう一つだけ伝えたいことがある。





紫耀くん、あなたは王子様なんかじゃなかったよ。



その麗しい見た目と逞しい体格からか、紫耀くんは王子様と呼ばれることが多かった。
その上、運動神経も抜群でダンスも上手。何でもわりと器用にこなし、大事な場面ではいつも決めてくれる。それなのに愛嬌があり、突飛な言動からは目が離せない。
そんな平野紫耀に惚れ込んでしまう人は、性別や年齢を問わず多いのだと思うし、世間は彼を放っておかない。
ジャニーさんの言った通り、平野紫耀はスターなのだ。



だけどね、紫耀くんを大事に思う人たちはわかってたよ。


あなたが見た目だけを褒められることを不快に思うこと。
芯が強くて、感情的になりやすく、嘘がつけないこと。
着飾った部分より限りなくありのままの姿を見てほしいと思っていたこと。王子様ではない一面も知ってほしかったこと。
ジャニーさんとの約束を守るため、目標からブレることなくずっと必死だったこと。


すごく楽しそうな日もあれば、心配になる程表情が無い時もあって、そういう姿を目の当たりにするたびに『紫耀くんも人間だよな』と心のどこかでほっとした。


キラキラの王子様衣装に包まれている紫耀くんも素敵だし、世間のイメージはたしかにそこが強かった。でも、私の周りにいる紫耀くんのファンたちは、人間臭い平野紫耀をきちんと見つめていたよ。


平野紫耀が王子様だったから好きになったわけではなくて、人間臭い平野紫耀が、王子様のようにキラキラアイドルしている姿を見ているのが誇らしかったんだよ。


テレビ雑誌で、パブリックイメージについて
『受容と供給と、自分のやりたいことと、そのバランスをどうとるかがすごく難しい。』
と話した紫耀くん。
王子様イメージが大きくなりすぎて紫耀くんの心を雁字搦めにしてしまっていたのかなぁとか、ボンヤリ思った日が懐かしい。


もう一度だけ書いておく。



平野紫耀は王子様なんかじゃなかった。
紫耀くんのファンにとって、等身大で真っ直ぐな人間臭い男の子で、唯一無二の存在だったよ。
それだけは、声を大にして伝えさせてくれ。






元気でとお別れのあいさつをいうかわり

君にこの歌を僕はおくりたい


紫耀くん、今までジャニーズアイドルとしてそしてKing & Princeとして活動してくれて、どうもありがとう。


紫耀くんがキンプリでデビューした時、私は平野至上主義なJr.担だったから、いくら紫耀くんが一緒にデビューしたいと声を掛けた仲間でも、あまり関心がなかった。
それが5年間キンプリを見てきたことで、1人1人の魅力がものすごく伝わって、気づいたら大好きなグループになってた。
自分の生活に無くてはならない存在になってた。


そんなグループを生むきっかけを作った紫耀くんは、やっぱりカッコいい人だなぁって思う。生涯自慢の自担だ。


ずっとセンターに立ってきた紫耀くんにのしかかっていた重圧は計り知れないし、矢面に立って散々なこと言われてるのを目の当たりにしてムカつくって思う日もあったけど、どんな時でも笑顔でステージに立っていてくれてありがとう。
素晴らしいエンターテイメントを届けてくれて、ありがとう。


ずっと一緒な廉と、
実の弟のような海ちゃんと、
笑顔と癒しをくれる岸くんと、
親友で心の拠り所のジンちゃんと、

同じ夢を見て、歩んできてくれてありがとう。

4人を見て『バカだーー!』って言いながら甲高い声で大爆笑したり、
真ん中に立って大きく美しく存在している紫耀くんを見ていた時間が、たまらなく大好きだったよ。



ティアラは着けたままでもいいかなぁ。
ガラスの靴は、履いたままでもいいかなぁ。
まだ魔法は解けてないって思っていてもいいかなぁ。


紫耀くんが思うよりも、紫耀くんのことを想ってるよ。
だから、紫耀くんが幸せだと思う道を歩いて、時々でいいから笑顔を見せてくれたら嬉しいな。




いつになっても

いくつになっても

僕は 君を守り続けたい






君はこの歌をいつもうたってくれ

君はこの歌をうたいつづけてくれ

君はうたいつつあるきはじめてくれ

君がうたう時 君がうたう時 僕も共に歌う


君は顔あげて今日も進んでくれ

君は涙ふき明日にむかってくれ


君は風の中強くはしってくれ

君は空見上げ 君は空見上げ


さあ手を振ってくれ

君にこの歌を



死ぬなよ!ありがとう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?