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登山で着るもの

登山を始めて10年近く経ちましたが、ここ最近は初めての方をお連れする機会もあり今一度、自分の登山着について整理しようと思います。

登山ブランドは、色々とあり国内外ありますが海外ブランドは少々高いのが現状です。ただ、デザイン性が良いので自分自身もパタゴニアノースフェイス製品を一部、使用しています。

そこで、オススメしたいのが国内ブランドのモンベルです。
国内大手のブランドであり、価格も海外ブランドに比べてお手頃で登山製品全てを揃えることができます。ただ、お手頃が故に服が被ることが圧倒的い多いのが現状です。つい先日、行った仙丈ケ岳ではモンベルのレインウェアを着用していたところ、5人ほど同じ色の人とすれ違いました…

とはいえ、モンベルはコストパフォーマンスもいいのでこれから登山をする方や歴が長い人にもオススメなのは間違いありません。
ただ、登山製品は値段が高いので、オススメとしては普段でも着られる色や素材を中心に購入すれば、普通の服に比べて保温性やレインウェアとして使用できるので私自身も購入するときのポイントとしています。
※モンベル以外の別メーカーも紹介しています

それでは今現在、私が持っている製品をご紹介したいと思います。

①インナー(上半身)

ウールの優れた保温性と伸縮性を兼ね備えた中厚手のアンダーウエアです。しなやかでチクチク感のない肌ざわり。汗の吸湿性に優れ、吸い取った汗を緩やかに放出するため汗冷えしません。冬期のあらゆるアクティビティや、日常の下着としても着られます。

登山の登りは汗を大量にかくのでポリエステル性の服だと乾く前に汗をかくので、不快になり汗で体が冷えてしまいます。ウールを地肌に接すると汗による体の冷えを抑制し、匂いもそこまで臭わずオススメです。
また、長袖のほうが腕を日焼けからも守るので、日焼け防止にもなります。こちらの製品は冬の私服でもインナーとしても使用でき重宝しています。

②インナー(下半身)

高機能素材ジオライン®をメッシュ地に編み上げ、抜群の通気性と速乾性を実現した、暑い季節に最適なトランクスです。軽やかな着心地のメッシュ地なので、熱がこもらず快適な着用感です。前開き付き。

1泊すると下着を変えずに過ごしますので、できれば上記のようなものを着用すれば通常の下着と比べても不快な気分になりにくくオススメです。

ここでモンベル製品以外の紹介になりますが、スポーツタイツに関してはCWXC3fitの2つが間違いなくオススメです。登山は膝に負担がいきがちなのでサポート力の高いほうが疲れにくく、怪我の防止にも繋がります。
私自身は岩場の多い時はサポート力強いタイツで、高尾山や筑波山など道が整備されているところはサポート力が弱いタイツを使用しています。

③パンツ

5年前までは夏場の登山は短パンにスポーツタイツで登っていましたが、ある時岩場にタイツが引っかかり穴がができたことがありました。その経験からなるべく岩場のある登山の際は長ズボンにして、スレてもタイツに影響がないように気をつけています。ただ、夏場は暑く短パンの方が膝の可動域が広く快適なので、1泊の際は両方持参して使い分けをして対応しています。

④アウターTシャツ

正直なところこちらについてはモンベルだと上記の製品がおすすめですが、他社のブランドの選択肢もあった方がいいと思います。私自身はノースフェイスやパタゴニアを着用していますが、Tシャツは自己主張できるので一番自分の好きなブランドの方が気分もよく気持ちよく登れます。ただし、綿100%だと汗や雨だと乾かないので、ポリエステル製のものをオススメします。

⑤アウタージャケット

防風性と撥水性を備えた滑りのいいシェル素材に、暖かく蒸れにくい裏地を組み合わせ、抜群の汎用性を実現したジャケットです。冬山では中間着として、春山ハイクや夏季の高山ではアウターとして一年を通じて活躍します。サイドと袖口にストレッチ素材を使用し、運動性を高めています。適度に体にフィットするシルエットです。

日帰り登山の際はあまり持っていきませんが、泊りの際はダウンと一緒に携帯しています。こちらのいいところは、畳む際に小さくなり携帯しやすく、寒いと感じたときにTシャツの上から羽織り保温性を高めることができます。冬のランニング時でも使用しており重宝しています。

⑥アウターレインウェア(上半身・下半身)

卓越した防水性・透湿性、そして軽量性。全てを備えた究極のレインウエアがストームクルーザーです。縫製箇所を極限まで減らす独自のパターンと、しなやかな着心地を生み出すGOREC-ニットバッカー テクノロジーにより、かつてない着心地のよさを実現しました。すっきりとした無駄のないシルエットで、ウインドブレーカーや防寒着としても活躍します。
レインウエアに必要とされる機能をバランスよく備え、軽量性・コンパクト性にも優れるスタンダードモデルです。ゴアテックスファブリクスを採用したモデルとして、最もリーズナブルな価格(※)を実現しています。※パンツ単体での比較

登山では必ず持参しなくてはいけないレインウェアです。モンベルなら間違いなくストームクルーザ1択です。またレインウェアは登山中に寒い場合はTシャツの外でジャケットがわりに使用できます。
ただ、下のレインパンツについては同じストームクルーザの合わせる必要はありません。登山でレインパンツは小雨程度なら登山系のパンツなら水を弾いたり乾きやすいので着用しませんが、土砂降りは着用しないと濡れてしまうので着用必須になります。

⑦登山靴・靴下

登山靴に関してはモンベルで十分ですが、色々なブランドがあるので履き比べるのがオススメす。私はAKUというブランドで一度修理に出し6年近く履いています。靴も大事ですがそれ以上に靴のインソールも大切です。登山は足が命なので靴のインソールを登山靴購入時に合わせるのがいいです。
私はホシノのインソールを使用しています。他にもスーパーフィートもオススメです。

優れた保温性と吸放湿性を備えたウールを使用したソックスです。防臭効果にも優れ、防縮加工により洗濯時の縮みも少なくなっています。登山全般で活躍する抜群のクッション性と適度な保温性を備えています。

靴下は厚手はマストです。厚手だとクッション性が生まれるので足の負担を和らげます。上記製品はウール性ですので防臭効果も高く泊まりの際はオススメです。ただし、雨の場合は濡れる可能性もあるので靴下はストックでもう一足あると雨の替えにもできます。

⑧帽子

以前はモンベルを被っていましたが、Tシャツと同様に自分の好きなブランドがあり今はアウトドアリサーチを主に被っています。基本的に頭皮も汗をかくので乾きにくい綿素材よりポリエステル系をオススメします。

⑨手袋

無雪期のトレッキングの鎖場や岩稜地帯などで幅広く活躍するグローブです。手のひらには、しなやかなフィット感と優れた耐久性を両立した山羊革を使用。ポールなどの操作感に優れ、手のひらをしっかりと保護します。また、甲側には吸水拡散性、通気性に優れた素材を使用し、蒸れにくく快適な着用感です。丸洗いすることができ、メンテナンスが容易です。

私はあまり着用しませんが手袋があると、日焼け防止や岩場での切創にも対応できてオススメです。以前、北アルプスで岩場で手のひらを切ってしまし流血したことがあったので、次回行く際は購入を検討しています。

⑩サングラス

サングラスはかなり大切です。というのは、標高が高いと太陽も近くなり紫外線をもろに浴びます。目は帽子だけでは守ることができないのでサングラスをかけることで目を守り、目の病気の予防にも繋がります。
サングラスをしないと特に日差しが強いと充血もひどくなり乾きやすく眼の疲れから、判断不足に繋がる可能性もあります。
私はのサングラスを使用していますが、どのブランドでもいいと思いますが必ず携帯するのが大事です。

その他

・タオル

こちらの速乾性のタオルを首に巻いています。登山中は首も無防備になるのでタオルを巻くことで熱中症の予防になります。

・アウトレット、セール

登山製品は基本的に高いのでアウトレットやセールで購入するのがオススメです。
モンベルは、店鋪ウェブでのアウトレットがあります。
パタゴニアも同様に、店鋪ウェブのアウトレットがあります。
パタゴニアの東京近辺のストアですと目白にアウトレット店がありたまに行くと掘り出し物があるので、とても楽しいです。
※ウェブのアウトレットは随時、入れ替わりがあるので定期的にチェックするのがオススメです

少々、長くなってしまいましたが基本的に私自身が装備して実際に着用しているものを紹介しました。モンベルを中心に紹介しましたが別の登山ブランドで十分に対応できるので、あとは人それぞれ好みの問題です。
他ですとユニクロワークマンなどでコストパフォーマンスの良いブランドで揃えるのもいいと思います。

一番大切なことは自分で試すことです。私やお店の人やネットで紹介してあるものをそのまま鵜呑みにせず、使用していく中で自分なりの基準ができてきます。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
私自身もまだまだ勉強中なので精進できるように頑張って行きます。
”安全、安心”にこだわる登山を目指して行きたいと思います。

サポートいただけたら、長野にある父親の実家のリフォーム代にあてて、色々な方に利用してもらいたいと思います!