やっと晴れやがりました。やはり沖縄といえば海。晴れたら速攻海へと突撃です。
国頭郡の方面へと向かいます。

これです。この景色が見たかったのです。ビーチでも観光地でもなんでもないただの海でこの景色ですからね。圧倒されました。思わず写真を撮ってしまいました。
今回はパラセーリングに挑戦しました。僕たち2人とも人生初のパラセーリングです。多少の恐怖はありました。空を飛ぶんですからね。
今回お世話になったのは沖縄マーメイドさんです。集合場所に車を停め、他のお客さんと一緒にボートに乗り込みます。パラセーリングは、気球でもパラグライダーでもなくて、海からボートで引っ張られることで空を飛ぶアクティビティです。要は、海版の凧上げです。
空を遮るもののない海原へと出て、いざ飛び立ちます。
パラセーリングの紐の長さによって値段と高度が変わります。今回は2人で8000円でした。

一切の怖さがありませんでした。上昇も下降も非常にゆっくりで、アトラクションの恐怖は一切ありません。肌に感じる心地よい海風と、眼下の水面が徐々に遠くなっていく驚愕の光景にただただ感性を揺さぶられるだけです。

海に落とすリスクを抱えたままスマホを持っていく必要はありません。GoProを貸して下さり、撮った写真は後でデータを送って貰えます。飛んでいる目線の写真がこちらです。すごいですよね。濃紺の海に白い刃が横切っています。美しいし、壮大です。深い色の海も本当に綺麗です。遠くには島々も見えます。

あっという間に自分たちの時間は終わります。ロープを巻き取られていき、まだいたいなと空に未練を残しながら、段々と船に戻されます。彼女と一緒に沖縄の空に浮かべたことは、一生忘れない思い出になりました。

空を飛んだ後は、美ら海水族館の近くの、コッコ食堂に行きました。木々をかき分けた先にある民家がお店になっていて、入ると畳のいい香りがしました。
喋り声が遠くに響く程の静寂があります。
メニューは2択です。地鶏鶏飯(左)か、地鶏黄金そば(右)です。どちらも本当に美味しかったです。卵もさることながら、そぼろのような鶏肉と、出汁が美味しいです。凝った味付けはないはずなのに、深みのある味わいがじわじわとやってきます。

ご飯！地鶏鶏飯にはご飯にかける用のスープがあり、スープご飯が本当に美味しいです。僕も彼女もすっかり虜になり、スープを全て使い尽くさないなんて勿体無い、という心になり、おかわりでご飯を二杯も頼んでしまいました。それほど美味しいです。皆さんも行ったらそうなります！

沖縄といえばパイナップルです。昔は全フルーツの中で最も好きな果物でした。今は変わってしまいましたが、それでも沖縄のパイナップルと聞けば飛びつきます。ジュースと冷凍パインです。どちらも汗ばんだ体に染み渡る酸味と甘味です。

やっと晴れて良かったです。
ですが思い返してみれば、この日は海に入っていません。上から見はしましたが。
やはり入ってこその海ですよ。

続く