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春の沖縄いいね⑧ 沖縄屋台村

夜が更けて、道には明らかに酔っ払っていて上機嫌な人間の姿が増えていきます。他の都市で酔っ払いを見ると、哀れみの目で見てしまいますが、沖縄ではそうは思いませんでした。みんなが楽しそうに酔っているからでしょうか。何かに逃げるようにお酒を飲んでいる人が少ないのかもしれません。
そんな人々を見ながら、そんな人々に混ざるように、僕たちは国際通りにやってきました。

こんな様子です

狭いスペースに、ぎゅうぎゅう詰めに店が入っています。熱気がかなりありますが、観光客が多いからか、入りにくい雰囲気はあまりありません。

盛り上がっていない店はない

どの店を選ぶか悩みます。どのお店も美味しそうに光っています。ですが、悩んでいる最中にも他のお客さんに席を取られてしまうので、最後は直感で決めました。
最初に行った店はチームヤシの木というお店で、ハンバーグや燻製に強みを持つお店です。ですがそんなこと当時はわからないわけですから、好きなものを頼みます。

ハブ酒に沖縄そば
焼きテビチに、確かシークアーサーのお酒、確か。

ようやくここで、隣で飲んでいたお姉様方にこのお店のオススメを聞くことができ、ハンバーグに辿り着きました。一見小さく見えますが、噛むと実際の質量の数倍のかみごたえと肉汁を堪能することができます。
気さくに話しかけてくれたお姉様方、感謝です。

二軒目はゑーさいんというお店です。南国サワーに特色があり、そこに引かれました。

ゴロゴロパインとグレープフルーツ
フルーツサワー系はあまり好きではない彼女が美味しいと言っていたので間違いありません。何せフルーツの質が違いますからね。美味しいです。
お店同士の距離が近いので、お店同士も仲が良さそうなのも見ていて好印象でした。争い合うのではなく、協力し合って屋台村を盛り上げようとしているのが感じられて、無性に嬉しくなったのを覚えています。

三軒目はシーサードラゴンさん。こちらは、餃子の看板を見て引き込まれた次第です。焼肉酒場とあって、焼肉に強みがあるお店ですが、僕たちは格別な餃子を堪能させて頂きました。普通の餃子も辛い餃子もお酒に合いました。

3種類のキムチ、彼女大歓喜。
もやしとゴーヤとあとなんか
パイナップルのシャキリを頼みました。

シーサードラゴンの前には巨大なヘビのぬいぐるみがありました。彼女はヘビが好きなので可愛がっていました。僕はヘビが苦手なので触りませんでしたが、彼女と出会ってから、自分が巳年なのは嬉しく感じ始めましたね。

12時で国際通りの屋台村は終わってしまいます。もう少し長くてもいいのに。僕たちはゲストハウスへと戻りながら、ヤギ汁を最後に頂きました。最後に渋いですね。結構臭みがあると言われていたのですが、ヤギの匂いを生姜や野菜の香りで抑えこんでいる感じがして、結果的にそこまで臭みなく食べることができました。


満足です。いい感じに酔っ払い、いい感じに気持ち悪くありません。火照った体に夜風が気持ちいい。
沖縄名物もたくさんあり、雰囲気も寛大で心地いいので、酒を飲むなら国際通り屋台村、オススメです。

続く

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