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コモディティ化するラーメン屋

最近オープンしたばかりのラーメン屋。
味はとても美味しいかったけど、また行きたいとは思わなかった。
お店が重点を置いて提供している価値と、自分が潜在的に欲しいと思っていた価値との間にミスマッチが起きていた感じがしたんだよね。

漠然とモヤモヤ考えていたのも忘れた頃、
ユインチホテルで行われた西野亮廣氏の講演を聞いて、
漠然としたモヤモヤがスッキリしたのでまとめてみた。

ラーメン屋の提供している価値は?

大雑把に考えると、飲食店(今回はラーメン屋)が
お客さんに提供している価値は2つあると思う。

まずは、「味」
そして「それに付随するサービス」
この2つで大概はくくれるんじゃないかな。

最近、本当にまずい店に入ったことあります?
多分ほとんどないんじゃないかと思います。(美食家さんは別として)
どの店に入っても、まあまあうまい。当たり前ですね。(恐ろしい笑)

純粋に「味」だけで店を選びますか?

もう「味」だけで店を選ばない。
皆さんが外食の際にお店を選ぶ時って「味」で選んでいますか?

もちろんそういう場合もあると思いますが、
立地や雰囲気が理由で選ぶことが増えていると思うんですよね。
そう、「味」で選ぶことがかなり減っているのではないかと思います。

これって「味」のコモディティ化が進んでいるってことですよね。
美味しいのは(と言うかまずくないのは)当たり前。(恐ろしい笑)

情報化が進み、価値のあるものの共有化が進んでいる中で、
レシピも例外なく共有化が進んでいて、美味しいものを作るハードルがめちゃくちゃ下がっている。

ちょっとネットで検索すれば「某有名店風○○○」なんてレシピが簡単に見つかっちゃう。
そりゃーまずい店も減りますよね。

美味しいレシピがネットに公開されていて、
誰でも簡単にアクセスできれば、
お客さんに提供される料理もまずいのは減るよね。

つまり、「味」だけではお店を選ぶ決定打にはならなくなっている。
 「味」という価値で選んでくれないとしたら、
次に力を入れるのは、もう一方の価値である「サービス」

でもその「サービス」ですら、
この調子で情報の共有化がすすみ、
誰でもノウハウにアクセスできて、再現できるようになれば、
「味」同様のコモディティ化は避けられないんじゃなかな。


「味」と「サービス」のコモディティ化の先

ここからは西野氏の講演から。
「味」と「サービス」がコモディティ化したら、何をもってお客さんに選んでもらう事になるのか?
西野さん曰く「信用」とな。

西野氏のオンラインサロンで
メンバー同士のお店情報を集約したアプリを作った所、
サロンメンバー間でめっちゃ使われているらしい。 

知らない人がやっている店に行くより、
どうせなら同じサロンメンバーがやっている店に行こうとなる。
つまり、見ず知らずの人にお金を落とすより、
同じ様な価値観を共有する人の所にお金を落とそうという事だ。 

これにはかなり納得だし
皆さんも同じ様な思考を経験したことがあるのではないかと思う。 

物理的距離→時間的距離→信用的距離

これまでの産業革命で、時間的距離が物理的距離を縮めた。
東京から沖縄まで飛行機で2時間半、
東京から、距離は沖縄より近いけど2時間半では辿り着く事ができない街や地方都市だってある。
Google画像検索「時間地図 日本」

これからはどんどん信用的距離が時間的距離を縮めていく。
駅の隣の、知らないおっちゃんのラーメン屋じゃなくて、
駅から5分の、知り合いがやっているラーメン屋に行く。
個人それぞれの信用地図ができてくるんだと思う。

つまり「信用」は選ばれる強力な理由となり
様々なものがコモディティ化していく中で大きな価値を持っていく。

まとめ

これからはどうやって自分の「信用」を作っていくのか、
どの分野なら「信用」を作っていけるのか、または作っていきたいのか。
自分の立ち位置や環境をどこに置くのかをしっかりと意識する事が大切になんだろうな。


あーうまいラーメン食いたい。


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miyasho

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