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逆光いろいろ

金曜にやった筋トレの筋肉痛が翌週水曜まで癒えない男。
しょんぼりさんこと しょん(@shon_bori)です。
今回は逆光の撮影パターンをいろいろ比較してみたいと思います。
でも先に結論をいいます。

逆光や明暗差が激しいときは、露出ブラケット撮影して露出ブレンディングしよう。

・露出ブレンディングとは
露出ブラケットなどで撮影した露出が違う数枚の写真を適材適所で合成する方法。
明るい場所と暗い場所で最適な露出の写真を使えるため、より人の目に見えるものに近い写真にできたり、画質や階調の劣化を抑えることができる。
ついでに場所場所別々でレタッチできるので自由度が高い。
しかもかんたん。
ではどんな感じか見ていきましょう。

上の写真が明るいほう (バイクと地面で使用)
下の写真が暗いほう (空で使用)
三脚で固定して露出ブラケット撮影したこの2枚を合成して1枚の写真にしていきます。

こんな雑な感じでだいじょうぶ。
ちなみにこれはPhotoshopのマスク機能を使っています。
合成したい部分を白か黒のブラシで塗るだけかんたん。

結果がこうなります。
明暗差が激しいこういうシーンでも、白飛びや黒潰れを抑えてノイズもほとんどありません。
被写体と背景を分けてレタッチできるし (重要) バイクのような硬い被写体はマスクがしやすいのでおすすめ。

他のやり方と比較してみよう

用意したのは上から
・普通に適正露出で白飛び黒潰れしないように撮影した写真
・LightroomのHDR機能を使用した写真
へっぽこなので全く一緒とはいきませんでしたが
「空ができるだけ同じようになって、ある程度バイクも明るく」
現像したつもりです。
比較しやすいように部分的な補正などは一切せず、全体まとめて補正してます。
ではご覧ください。

まず、どちらも露出ブレンディングと比べてバイクがかなり不自然に見えますね。
適正露出は暗部のノイズもひどいです。
HDRはバイク以外もちょっと不自然なところがありますがノイズは少ないので、上手く部分補正をすればいい感じになるかも。
ま、それするなら同じ作業量でも露出ブレンディングしたほうがいい結果になるんだけど。

ノイズの比較。

上が露出ブレンディングと適正露出。
下が露出ブレンディングとHDRです。
適正露出はかなり荒れてますが、スマホで見るとわかりにくいかも?
HDRのノイズは露出ブレンディングとそこまで変わりません。
でも、やっぱり階調がおかしくなるので部分補正もしないと意味がないですね。

まとめ

露出ブレンディングはいいぞって感じになってしまいましたが、実際に明暗差が激しいシーンで露出ブレンディングは非常に効果的です。
三脚を立てたりカメラを固定して撮影できるのであれば、とりあえず露出ブラケット撮影しておけば後からなんとでもなるので損はありません。
常に手持ちで撮影している人には面倒かもしれませんがミニ三脚でもカメラバッグに入れておけばできるので、ぜひやってみてください。
手間は多少かかりますが、きっと写真がワンランク上になるはずです。
おわり。

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