アランウェイク2をやった

ネタバレは途中までなし

デビッドリンチがすきな僕は、定期的にデビッドリンチというキーワードでツイッター検索をしているのだが、そのときに引っかかったのがこのアランウェイク2だ。(ちなみにデビッドリンチは最近離婚したらしい)
どうやらこのゲームはだいぶツインピークスの雰囲気を味わえるらしい。しかも今年のGOTYも受賞した名作だということで1をやったことはなかったがきっとどうにかなると思い、やってみることにした。

結局のところアランウェイク2の物語は非常に難解で複雑だった。さらにいえば、ネットの考察などを読むと、前作のみならずCONTROLなどその他のシリーズ作品までプレイしていないと、完全に物語や世界観のあらましを理解することはできないらしい。これではまるでマーベルシリーズではないか。ただ、そういう設定の細かいところはあんまりよくわからなかったにせよ、これはツインピークスリターンズみたいな話だなと捉えると、なんとなくは理解できたと思う。ツインピークスリターンズの方が遥かに意味がわからない話なので、アランウェイクの方がゲームとしての目的がある時点で多少の筋のわかりやすさはあるのかもしれない。とにかく、アランウェイクは闇の世界から脱出したくて、女性FBIはさっさと事件を解決して子供を助けたいのだ。それ以外の、途中で出てくるばあさんの敵とかは一体なんだったのかなどいまだによくわからないが、まあなんとか楽しめたのだった。

ゲームプレイとしては、いわゆるよくあるTPSに、光で敵のシールドをはずすという行程が含まれているもので、プレイヤーの挙動がもたもたしている割に敵がやけに素早いのもあって難しく、結局途中でイージーモードにしてしまった。ゲームのせいにしてしまったが、これも老化のひとつかもしれない。

ほかにもいろいろ思ったことはあるが、全部を文章にしていると大変なので、個人的な評価を雑多に箇条書きで書いて終わる。
ここからは微妙にネタバレがあるので注意。

☆よかったところ
・ツインピークスリターンに似てる!
・景色がきれい
・森が超不気味
・森を歩いていたら、都会がぼんやりみえる体験(ツインピークスのREDROOM体験ができる)
・合間の音楽がおしゃれでよい(特にPoeのThis Roadはアランウェイク版のジュリークルーズだ)
・ものすごいミュージカルステージ!!!!(多分みんなすき)
・かっこいいじいさん(多分みんなすき)
・不気味な遊園地がたのしい(マックスペインの遊園地ステージを思い出した)
・精神部屋で事件の整理をするゲーム体験が、ラストでトラウマを自ら解決していく過程にそのままなるのはかなり素晴らしかった

☆わるかったところ
・すごく歩いた(スパイダーマン2のせいでファストトラベルが当然の体になっていた)
・すごく迷子になった(方向音痴な自分のせいもある)
・オオカミが怖すぎ
・ばあさんのジャンプスケアが怖すぎ
・上下逆さまにくっついた敵がきもすぎ
・投げる爆弾ボンベの使い方がよくわからなかった
・せっかくならチェリーパイが食べたかった

☆おもいで
・途中の謎解きで、久々にさんすうの問題が出てきて頭を使った
・水から出てくるばあさんの頭にボウガンの矢でとどめを刺して、クールだなと思った
・遊園地に向かう方法が、不気味な森の中を徒歩で行くしかないことに気づき、やれやれという気持ちになった
・遊園地の井戸の演出はあからさまだったけど、ちゃんとびびってしまった
・かんたんモードだったから、救急箱やら弾やらがいっぱい余って、倉庫にいっぱい入れた
・人形の謎解きはなんだったんだ?
・ランチボックスはなんだったんだ?

おしまい

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