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PMM1年生の振り返りと今日から始められる擬似PMMチャレンジ


本記事は、Timee Advent Calendar 2023 6日目の記事です。

こんにちは。タイミーでPMMをしている清水です。本名がとある芸能人の方と同姓同名なこともあって社内では「shimisho」と呼ばれがちです。
わたしはPMMとしては先月でようやく2年目を迎えたばかり。プロダクトマネジメントの全体像が少しずつわかってきた(かもしれん、むしろわからんことが多すぎるとわかったぞ)くらいの頃合いです。
たまに社外の方と交流する場に足を運ぶのですが、歓談タイムでPMM以前の話題になると、結構な頻度で「珍しいキャリアですね〜」とリアクションくださることが多かったことを思い出したので、この記事では

 自己紹介+今年の振り返り+過去を思い返したPMMに通ずる振る舞い(結果的にしてたのかもしれない)

あたりをまとめてみようかなと思います。


自己紹介

タイミーにはインサイドセールスとして入社しています。PMMになるまでの道のりをざっくり時系列で並べると、

2020.08 インサイドセールスとして入社
2021.03 インサイドセールスからSMBインバウンド部隊を切り出したチームのリーダーになる(このタイミングでマーケティング部付に)
2022.03 新設されたSMB領域のマーケティングチームのリーダーになる
2022.08 マーケティングチーム(法人側)に異動
2022.11 プロダクトマーケティンググループに異動

です。
タイミー以前のキャリアを簡単に要約すると、コールセンターでカスタマーサポートのアルバイトからスタート→副センター長+他センター立ち上げ支援→2社目でインサイドセールス主体のBPO運営といった感じのキャリアです。

今年の振り返り

個人の振り返りをする前に、タイミーのPMMが担う役割を簡単にご紹介します。

・ワーカー/クライアントに対する課題探索及び課題の言語化:マーケットリサーチやインタビューなど含む
・プロダクト開発に関する論点整理と方向性検討
・リリースした機能のGoToMarket全般(マーケティングコミュニケーション職と連携)

これまでの歩みも踏まえて、クライアント(いわゆる法人側)に関連する取り組みがメインになります。
冒頭でも触れた通り、PMM1年生ということもあって、プロダクトマネジメントとはなんぞやを諸先輩やPdMの方々に教えを乞うたり、書籍を読み漁ったりなどを繰り返して、理解する(したつもりになる)→試す→違ったポイントを修正→理解する……に終始する一年でした。

詳細は割愛しますが、ありがたいことに社内にも大きな変化を生み出す3~4つの取り組みに関わることができました。
こういった取り組みを進める上で欠かせないものの一つには社内とのコミュニケーションも含まれますが、全社的にもこの1年でさらに人数が増えていることもあり、意外とカロリーが高いです。
この辺りは、比較的古くから会社にいることと、元々多くの人に向けて説明することが不得手ではなかったことが幸いして、今後は再現性を持たせた仕組みにできそうな感触を持つことができました。

過去を思い返したPMMらしい振る舞い(を結果的にしてたのかもしれない)

前段で触れていますが、タイミーに入社してからしばらくはいわゆるインサイドセールス(内勤営業)としての役割を担っていました。
その中でも印象深い取り組みは
❶アカウントマネジメント部隊に取り次ぐアポ基準の見直し
❷インサイドセールス側でメールナーチャリングの実行を担う
の二つでした。
これまた詳細は割愛してしまう(ご興味ある方はカジュアルに話しましょう!)のですが、共通点を探してみると

自部門のKPIに直接関係がない取り組み

であると気づきました。

弊社はいわゆるTHE MODELを元にした分業体制になっています。インサイドセールスはいわゆるアポ(弊社のSMB部隊は受注まで担うこともあります)の獲得がメインミッションなのですが、上記の二つは言葉通りそのKPIにつながるものではありません。

ただ、一歩引いてみれば
❶適切なアポを供給することで創出される売上の最大化につながる
❷マーケティング部門が新規で獲得するリード以外からアプローチできるリードを増やせる
と必ず事業や自部門にポジティブな効果を生み出すものであって、だからこそ当時の自分はオーナーシップを持って取り組みができていたのだなと振り返ることができました。

PMMに必要なマインドの一つに、近視眼的に物事を捉えず、インパクトを最大化するためにあるべき姿を描き実現に向かうことが挙げられると個人的には考えています。

もし、この記事をお読みいただけた方の中にPMMへのチャレンジを考えている方がいらっしゃれば、是非今の役割の中で、部門を超えた成果の創出につながる取り組みに挑戦してもらえると嬉しいです。

終わりに

個人の視点でこれまで書き連ねてきましたが、何よりも大事なのは、それらの取り組みに挑戦する機会を会社(or 上長)が受けれてくれるか?です。
そして手前味噌ですが、これまでの慣習や運用にとらわれず顧客・事業にとってプラスになる取り組みは喜んで受け入れてくれる風土が弊社にはあります。
さらになんと偶然にもわたしが所属しているプロダクトマーケティンググループは絶賛採用強化中です・・・!
PMMとして新しい挑戦を考えていらっしゃる方、次の挑戦にPMMという役割を見据えている方、是非お話をしましょう!!!!


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