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雑談アレルギーへのシンプルな処方箋

雑談が苦手で、新しい関係を築く一歩を踏み出せない人へ

雑談って難しいですよね。実は私、雑談アレルギーでした。初対面の人と話すのがホントに苦手だったのです。それがある本に出会って苦手ではなくなりました。そんな経験をシェアしたいと思います。

良い雑談をするためには、話さない。これが雑談アレルギーへの処方箋です。”最強のアドバイスとは”でも似たような話がありましたが(最強のアドバイスとはアドバイスしないこと?!)、これとはまたちょっと違う話です。

雑談ができないというトラウマ

雑談アレルギーについて考えるきっかけになったのは、大学時代の経験です。先輩に誘われ、先輩の地元の友達が開くバーベキューに行きました。先輩以外は全員初対面。先輩はさっさと私を置いて地元の友達のところに話しに行ってしまいました。

1人残される私。私は軽度の人見知りでしたが、勇気をもってその中の1人にぎこちなく話しかけました。

結果、全く会話が続きませんでした。

共通の話題がないんです。出身も違う、年齢も違う、趣味も違う。それ以来、なんだか雑談するのが怖くなって、よく会う友達とも雑談が苦になった時期がありました。

そんな悩みを抱えて本屋をぷらぷらしていたら、1冊の素敵な本に出合ったのです。

良い雑談をするためには、話さない。

私が出合った本は、東山 紘久さんの「プロカウンセラーの聞く技術」です。この本自体は、聞く「技術」を説明したものですが、私にとって、いい人間関係を築くには聞くことだという内容が目からうろこでした。

私は雑談をするときに、”何か話さなきゃ、話題を提供しなきゃ”って思っていたんですね。でも、自分に提供できる面白い話題がなく、それがコンプレックスになっていたんです。とても辛かった。

これが、話すのではなく、聞くのが重要なんだと気づけて、すっと楽になったんです。なんだ、話さなくていいんだ、と。

それからは、話すより聞くことを優先するようにしたんです。相手の話を興味をもって(なるべく相手の話を妨げないように)聞く。それだけです。

そしたら、初対面の人でも、初めての話題でも、相手が沢山話してくれるし、私も新しい話に集中して、興味をもって聞くことができるようになったんです。雑談がとても楽しくなりました。

相手も自分の好きなこと、伝えたいことを話せるので楽しそうなんですよね。聞く技術、ホントに人間関係を良くする技術だと思います。

結語

いかがでしたでしょうか、雑談アレルギーへの処方箋。雑談が楽しくなると思います。雑談が楽しくなればいろんな人と繋がることができ、人生がホントに豊かになると感じています。

今回はできるだけサクッと読めるように心がけました(でもまだ長いですね。。)。できるだけ内容を凝縮させて読みやすく工夫していきたいと思います。

感想等があれば是非遠慮なくコメントください。

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