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暗黙のスキャンダル:CIAが集めたトランプ大統領の情報 - DNC(民主党全国委員会)はCIAへ直通


Techno Fog 2月16日

金曜日、ジョン・ダーラムは、マイケル・サスマン事件における弁護団の「利益相反の可能性」に関連する動議を提出した。この対立自体は確かに興味深いもので、Latham & Watkins LLP 法律事務所(レイサム)のサスマンの弁護士は、

①パーキンス・コーイ法律事務所
②元パーキンス・コーイ(およびクリントンキャンペーン総合顧問)のマーク・エリアス
③ヒラリークリントンキャンペーンおよびヒラリーフォーアメリカなどの事件の証人候補

弁護をしたことがあります。


しかし、それ以上に騒がれたのは、クリントン夫妻と深い関係を持ち、トランプ大統領を深く憎んでいると思われる(ヒラリーの)契約者「ロドニー・ジョフィ」が、米国政府との「機密協定」から得た米国大統領府のデータを悪用することで、トランプ大統領にダメージを与えたことをダーラムが公表した問題であった。


この話題に関する私たちの最初の投稿はこちらです。

そして、タッカーの番組で有能なリー・スミスが素晴らしい解説をしています

Tweet 訳:
リー・スミスは、このスキャンダルをウォーターゲート事件に例える人の話を聞き続けているが、「ウォーターゲート事件とは全く比較にならない」と言っている。政府内の最も安全な通信が、政治家によって盗み見られたという話なのです。

しかし、ジョフィが入手したのは大統領府のデータだけではありません。彼はまた、医療機関、トランプタワー、トランプのセントラルパークウェスト・アパートメントビルに関わるドメインネームシステム(DNS)のインターネットトラフィックを収集したのです。


昨日(2月14日)サスマンの弁護士は、ダーラムの申請書にある程度の異議を唱えた。彼らは、サスマンがCIAに「バラク・オバマが大統領だった時」の大統領府のデータを提供したと言った。

この件に関して、私はある仮説を立てている


もしサスマンの弁護士が真実を語っているとすれば(決してそうではないが)、大統領府のデータには、トランプ政権移行期間(2016年11月8日の選挙から2017年1月20日の就任までの間)の74日間のものが含まれていたと思われる。これはやはりトランプ次期政権をスパイしていることになるだろう。


背景として、大統領府には、大統領をサポートする多くの行政評議会(国家安全保障会議、行政管理予算局など)があり、一般的には、大統領から次の大統領への移行に関与する。


トランプ政権移行に関わるデータはどうなのか?


2016年8月1日、トランプは、米一般調達局(GSA)と「選挙前と選挙後の移行期間の両方における電気通信およびインターネット技術サービスに関する」契約を結んだ (1) 。 これがその契約書です。

愚か者のネルソンから、ジョフィの別会社 Packet Forensics がGSAと2010年~2025年の契約を結んでいることを指摘されていた。ジョフィの会社である Neustar社が、移行契約の締結においてGSAに協力したのではないのか。そうでも、そうでないかもしれない。

(1)Democracy Forward Found. v. U.S. Gen. Servs. Admin., 393 F. Supp. 3d 45, 48 (D.D.C. 2019).

Neustar社はすでに、大統領府に対して「DNS解決サービス」を提供する契約を結んでいたので、その事は関係ないだろう。

ともあれ、これを「移行説」とでも呼べば、ジョフィらが2016年末から2017年初めにかけて「トランプ関連のコンピューター・ネットワーク」を狙い続けたとするサスマン起訴状の時系列と一致する。そして、サスマンが2016年12月下旬にこの情報を外に出そうとしたことも、サスマンの行動との関連で納得がいく。


この記事の主旨に戻る。

ダーラムによると、ジョフィとその仲間はそのデータを操作して、トランプやトランプの世界の人々が、ロシアの携帯電話プロバイダーと提携したインターネットプロトコル(IP)アドレスと怪しいやり取りをしていたように見せかけた。そして、それらの疑惑をアルファバンクのデマ資料(サスマンが2016年秋に当時のFBI法務顧問ジェームズ・ベーカーと会談した際のテーマ)と結びつけた

「トランプとロシアの共謀」の少なくとも状況証拠を示すと称するこの有害な情報は、2017年2月9日、ダーラムが(起訴状の)米国政府の [Agency-2] と表現しているものに提示された。

その機関とはCIAであった。私たちは、サスマンがCIAの顧問弁護士と会ったことを確実に知っている。2022年1月に分かったことだが、サスマンの言うことを信じるなら、その会合には他に2人のCIA職員がいたことになる。

つまり、クリントンを支援する業者(ジョフィ)が米国大統領府(トランプ)に関する機密情報を(おそらく不法に)入手し、その情報を操作してDNC/クリントン弁護士(サスマン)に渡し、その弁護士がCIAに届けたのである。

それも、すべてアメリカ国内で

CIAは一般に国内での活動を禁じられているので、これは重要なことです。

FBIはこう説明する:

「CIAは外国とその国民に関する情報のみを収集しています。FBIとは異なり、「U.S. Persons」(米国市民、居住外国人、合法移民、米国企業など、所在地を問わず)に関する情報を収集することは禁じられています」

CIA自身の言葉を借りれば:

「FBIは、人的情報源または人的手段を通じた外国情報の秘密収集と、米国内の防諜活動の調整を担当する」

しかし、トランプに対する件に至っては、ここでCIAが禁止されていることを行っていた:

米国内で「米国人に関する情報を収集」する(CIAの一括監視プログラムも参照)。(この議論に対するCIAのいい加減な反論は想像がつく。彼らは皆、米国内でのCIAの活動の危険性を無視し、様々な情報機関の管轄を否定する。そして、CIAの活動には情報収集も含まれることをはっきりさせておこう)


CIAのトップがDNCの弁護士の呼び出しに応じ、これらの疑わしいインターネットの「ルックアップ」が、「トランプや彼の仲間がホワイトハウス周辺などで、ロシア製の珍しいとされる無線電話を使っている」ことを証明したと主張した。ダーラムによれば、これは根拠のない告発であった。


つまり、秘密警察は大統領に対して政治的に不利な情報を喜んで受け入れていたのです。それをどうしたのか気になるところであり、その情報がCIAにとどまっていたと考えるのは甘いようだ。おそらく、FBIや司法省に渡されて、トランプ/ロシアの捜査を進めるために使われたかもしれない。

私たちが見ているスキャンダルは、ヒラリーやジョフィやサスマンに関するものではないのです。フュージョンGPSやFISAの乱用、イゴール・ダンチェンコに限った話でもない。

大統領をターゲットにする米国諜報機関の意欲についてもです。そして、その話題について、CIAは答えるべき重大な問題を抱えています。




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