実は伯山先生の主任興行前に....

浅草にはさまざまな観光スポットなどがあります。浅草寺や周辺の仲見世通りなどは外国の方にも人気の場所なのではないでしょうか。私がよく行く浅草演芸ホールも観光スポットの一つです。


浅草演芸ホールのすぐ近くに「浅草ロック座」
という老舗のストリップ劇場があることはご存知でしょうか。


伯山先生が主任の浅草演芸ホールの夜席前。
早朝から整理券を手に入れるために浅草に来ていたのですが、夕方まで時間があったので、初めてストリップ劇場に足を運んでみることにしました。


13:30の開場を待ってチケットを購入し、劇場に入りました。劇場は定員100前後の小規模なもので、舞台から客席の中央に向かってランウェイがあるような造りでした。


14時から休憩を挟んで1時間半ぐらいの公演でしたが、すごく新鮮な体験ができました。

ストリップというとすごくいやらしくて、性的欲求を満たしに行くものというイメージがありましたが、どちらかというとエロさよりも美術における裸体の美しさに近いものを感じました。

1番圧倒されたのは、最初に出演されていた武藤つぐみさんという方のパフォーマンスです。
ほとんど丸裸に近い状態で、ポールダンスをしたり頭上に吊るされたロープを掴みながら回転したりと一歩間違えれば大怪我につながりかねないアクロバティックな演技の数々はすごかったです。

また、驚いたのは女性のお客さんも意外と見に来ていること。どういう視点で観ているのかすごく気になりました。


ちなみに私が観ていた公演を、神田伯山先生も見に来ていたようです笑。夜席の高座でまさにそのことを話していて、びっくりしました。(思えば夜席の入場前に、足早に演芸ホールの入口へ向かう先生を見かけたのは、そのせいだったんですね)


気になった方は見にいってみてください。きっとイメージが変わると思いますよ。

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