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HP Z420 PCIe nvme 起動

愛用のHP Z420は、CPUをXeon E5-2640に変更してメモリ64GBでグラボは、NVIDIAのQuadro M2000を搭載してSSDから起動していたが、速度の速いPCIe nvme からの起動にチャレンジした。
古い機種なのでBIOSがnvmeを認識しないとかでカードを差し込んだだけでは起動できない。


Z420のスロット

PCI3.0スロットが空いているのでそこにnvmeが搭載できるカードを差し込んだ。

差し込んだPCIeカード


搭載したM.2 nvme

nvmeは、速度が速いので発熱も多いのでM.2を挟み込むヒートシンクで放熱効率を上げることにした。

ヒートシンク

PCIeでOSが起動できるかというと結論は、できる。ただしUSBにCLOVERというソフトを焼いてNvmExpressDxe.efiというoffホルダーに入っているファイルをUEFIとBIOSホルダーにコピーしておく必要がある。
(BIOSのホルダーにはコピーしなくてもいいようです。)
私は、minitool partition wizard10 (ver10でないと無料でdiskコピーができない)でクーロンを作ってSSD起動とnvme起動のデュアル化を計画したがクーロンは、うまくできないようです。
クーロン化せずに新しくnvmeにOSをインストールすればデュアル化ができました。ベンチマークテストでは、SSDの約6倍の速度でした。
今は、nvmeから起動しているので結構快適に使えます。
Z420などのworkstationと言われるPCは、安定性の高いXeonが使われています。新品で購入するとすごく高いですが、中古になると安く入手できるのが魅力です。i5とかi7のような人気がないのが原因みたいです。ゲーミングマシンではむつかしいと思いますが、動画や写真編集、CADなどには最適かと。

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