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君たちはどう生きるか なんつって...

「君たちはどう生きるか」を観に行った感想
ではないんです、ごめんなさい😅

私がスウェーデンに行く話とは少しずれてしまいますが、今まで思っていた心の内をこのnoteでならヘタクソな文章だけど正直に書けるかなと思い書いてみました。
いつもの記事と違って、ちょっと重めな話が含まれているのをご了承くださいな😊


私の幸せは「家族や周りの人が幸せであること」

大学で実家を離れてからより感じるようになりました。
私が家にいなくなってから両親の仲がめちゃくちゃ良くなったように見えました。
高校までは早く離婚してくれないかなと思うくらい家庭の空気が重く、父と母が会話しているのも全く見たことがありませんでした。
それなのに私が家からいなくなってから仲良くなって、原因は娘かい!産んだくせに!と思いながらも家の雰囲気が良くなり、帰省するたびに実家の心地良さ、幸せを感じるようになりました。
この気持ちがずっと続いてほしい。

そんな中、2022年に今までで一番ショックなことが起きました。

大切な人を亡くした

あまりにも急で最初は全然受け止められませんでした。急いで地元に戻って霊安室に連れていかれ、遺体を見る。
眠っているようにしか見えなくて、でも顔に触れるとキンキンだった。現実だった。

あっという間に葬儀を終え(ここらへんあまり記憶がない)、授業を休んでいたためまた帯広へ戻らなければなりません。

日常に戻ったものの、生きている心地がしないとはこういうことか。
なにもかもどうでもいい。全てを投げ捨てたい。とにかくこの世から消え去りたい。これから幸せになんてなれない。地獄だ。死にたい。

人間って窮地に陥ると本当にポジティブな気持ちが無くなるんですね。たくさんの暗い気持ちが出てくるけど、どこかに吐露することもできず心に留めるしかない。

常に「死」が頭から離れなくて、しんどくて、親と離れている状態に危険を感じたため休学して実家で1年間休むことにしました(休学を許してくれた両親に感謝)
実家に戻ったからといって気持ちは落ち着くわけではないけど、「私は親のために死なないようにしないと」という気持ちでどうにか自制心を保てた気がします。

「家族や周りの人が幸せであること」が叶わなくなってしまい、自分の幸せが何かわからなくなってしまいました。これからどんな楽しいことがあっても一生幸せと感じることができない。生きていても無駄じゃん…でも生きなければならない
生きる意欲をなくす一方で生きなければならない義務感がぶつかり合って、とにかくこの感情を紛れさせたく、自分を忙しくさせる作戦に入りました。
趣味、バイト、復学してからは勉強、サークルを詰め込んで、家で一人ボーっとする時間がないようにしました。
でも一度ぽっかり空いてしまった心の穴は、塞ぐことができても埋めることはできない。気を抜くとすぐに絶望に打ちひしがれる。


こんな情緒が不安定な状態でもこれだけはやりたいと思っていたことがありました。

留学したい

私が記憶がない頃から両親に色んな国へ連れて行ってもらっていた影響か、留学欲が中学校からありました。しかし部活を優先していたため、中学と高校は断念。大学生になり、今度こそ海外へ行くぞと決断したものの大学2年生、3年生はコロナにより海外に行くことさえ無理になってしまいました。

自分が思っていたキャンパスライフが送れないことに残念に思っている中で一番最悪なことが起きたため、留学欲を忘れていたのです。

なんでもいいから海外へ行きたいと思い行った、カンボジア。

詳細は「カンボジアに行った話」シリーズで書いていこう思いますが、一言でいうと

生きている心地がした

海外へ行くと日本語は通じない。うまく伝わらない英語で自分の意思を伝えなければならない。伝えられないと下手すると命に関わるかもしれない(これはちょっと大げさかな?)
いかに自分の身を守れるかで必死な中、死にたいなんて考えている暇はありません。そして帰国してからもこの気持ちが冷めることがありませんでした。

こんな気持ちをもっと味わいたい
もしかしたら海外へ行くことで今の私の幸せを見つけられるかもしれない

これがきっかけで少しずつ生きる意欲が湧いてきました。

もちろん大切な人をなくしたショックというのは一生引きずるし、今もネガティブに考えてしまうこともよくある(立ち直るの早い方だと思う)、でも生きがいを少しずつ見つけられるようになった気がします。

ぽっかり空いてしまった心の穴を上から絆創膏を何重にも貼っていこう。剥がれても何度でも貼り換えよう。

海外へ行っている間に海外とは関係のない新たな幸せを見つけられるかもしれない。それはそれでいいと思っている

今の私はこう生きていきたい


こんな気持ちで約1年間ワーホリを楽しむぞ。
渡航まであと一週間、ワクワクドキドキがとまらないよ!

今回も読んでいただきありがとうございました!
これからも応援よろしくお願いします😊

※上の絵は例のアオサギの着ぐるみを着たあたしの絵(あたし作)


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