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お金について考え学ぶ。

お金がほしい。というより欲しくないという人はいないと思う。みんなお金が欲しい。当たり前だ。お金があればしなくていい苦労を避けられるし容易に快楽や快適が手に入るからだ。しかしながら、多くの人はお金について真剣に学ぶ機会は多くない。欲しいと強く思う機会は山ほどあれど、どのくらいあれば満足で、どのようにお金を手に入れるかを真剣に考える機会があるひとは正直すくない。(少なくとも自分はない)

お金について考えたり実際にお金稼ぎに苦心するのは非常にしんどい行為なので、多くのひとは辛い思いをするなら贅沢を我慢したり、生活費を切り詰めたりするのが大半だとおもう。要はお金が欲しい気持ちよりも怠惰でいれる時間を優先する。とはいえ、極端な話だがリスクと倫理さえ無視すればお金は割と簡単に手に入る。借りて返さなかったり、ある人から奪えばいいからだ。

でも、そんなことだれもが思いつくがやらない。なぜかといえば、手に入るお金に対して今後の人生のハードさが割に合わないからであるし、良心が痛むからだ。ということで、結局は合法で極力人から恨みを買わずにお金を稼いだり運用することが王道だし近道なのだろうという思考に自分は行きついた。前置きが長くなったが、少しお金や経済について学びたいなという気持ちがあったので手始めにこんな本を手に取った。

この本は簡単にいえば、個人のお金にまつわる辞書です。こんなことが各章に書かれています。

第1章:お金の計画の基本
第2章:お金とキャリア設計の基本。
第3章:就職 転職 企業の基本
第4章:貯金と銀行の基本
第5章:予算と支出の基本
第6章:信用と借金の基本
第7章:破産の基本
第8章:投資の基本
第9章:金融詐欺の基本
第10章:保険の基本
第11章:税金の基本
第12章:社会福祉の基本
第13章:法律と契約の基本
第14章:老後資産の基本

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

一通りざっと読んでみたが至極まっとうなことが書いてあるとおもったし、著者のお金についての価値観も同意した。著者はこう言っている。
『お金とは 詰まるところ、欲しいものや必要なものを手に入れる手段でしかない。お金は確かに大切だが 他の全てを犠牲にしてまで追い求めるのは間違っている 経済基盤がしっかりしてればいい人生を送る 足がかりになるだろう。しかし お金は手段ではあって目的ではないということは絶対に忘れないでもらいたい』これには、自分も深く同意であるのだが、あればあるだけ良いと思うのも本心だし、なるべく楽して苦労せずお金が欲しい。もしかしたら、探せばそんな情報もあるのかもしれない。

さて、この本はタイトルからも分かる通り基本的には若い人向けに書かれているが、正直自分みたいなお金に対するリテラシーが低い人が読むには調度良いと感じました。

また、この本を読んでも人よりお金を稼げるようになるとは自分は思いませんでしたが、お金って沢山稼ぐのも勿論大事なんですが如何にお金に振り回されないかという視点も同時に必要になってくると自分は30数年生きてきて感じてるので、改めて『お金』について考えるきっかけと知識の向上にも繋がったので読んで損はなかったかなと。

お金や仕事って基本的には切っても切り離せない人が大半なので、もっとお金について掘り下げた記事を書ければなとおもう。とりあえずはひとまず終わります。読んで頂いたかたありがとうございました。


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