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DroidKaigi 2023に参加しましたー!

こんにちは、ふっち(@shofucchi)です。普段はモバイルアプリエンジニアをやっています。
先日、DroidKaigi2023に初めて現地参加しました。参加からだいぶ時間が空いてしまったのですが、このままだと今半のお弁当を食べただけになってしまうので参加レポートを残します!
業務都合でDay1のみの現地参加だったため、Day1に関する感想となります🙇


What is DroidKaigi?

DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。
Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に、2023年9月14日(木)〜16(土)の3日間開催します。

https://2023.droidkaigi.jp/

いざ会場へ

会場に着くと参加申し込み時に事前にお伝えしていた名前とアイコン画像で自分だけのネームホルダーが用意されていました!
DroidKaigi仕様のストラップがかわいくてテンションアップ✨

いただいたネームホルダーとノベルティ
巾着袋の肌触りが大好きで普段使いしまくってます。

また、セッション会場はAndroid Studioのバージョンに由来した動物名が付けられていました。
会場前には大きな動物のイラストがあり、公式アプリも使うことで迷わず次の会場へ向かうことができます!(イラストかわいかったのに謎の緊張と興奮で写真撮り忘れてしまいました😭)

拝聴したセッション

Deep dive into size configuration changes

マルチウィンドウや折りたたみデバイスのウィンドウサイズ変更による構成変更のセッションでした。
Configurationでも調整を頑張れるが、Jetpack Window Managerを使うのが良さそうです。公式のコードラボもありました。
Activityの再生成を制限してもActivity.onConfigurationChangedはAPi31と32で呼ばれないとは知りませんでした。。
Playストアではモバイル扱いでタブレットでもインストールできてしまうため、Androidエンジニアなら向き合う必要のあるテーマだと再認識しました。(screenOrientation=portraitの警告を思い出しながら書いてます。。)

Unleashing the Power of Android Studio

Android Studioの最新機能やデバッグなどの運用術に関するセッションでした。
リモートワークの画面共有でデバイス・ミラーリングさんには大変お世話になっているのですが、apkのドラッグ&ドロップでインストールができる素敵な一面があるとは知りませんでした。
全体的にAndroid開発で使える機能はAndroid Studioの中に統合されていくのでよりシームレスに開発に注力しやすくなるという印象を受けました。
余談ですが、セッション会場の真後ろが企業ブースのためワイワイしていたのですが、始まる前に前列の席はまだ空いているので良く聴こえて幸せになるかも、、と声掛けされていて、大体座席探しでウロウロしてしまうので大変ありがたかったです!

通知許諾率向上のアプローチ

UXやアクティブユーザー数を求めて通知許諾率に丁寧に向き合われているお話が聞けるセッションでした。
targetAPI33から通知のランタイムパーミッションを要求するようになったので要求タイミングによってはオプトアウトされやすくなってしまうこと、通知チャネルの数、importanceと開封率の関係、ABテストを使ったアプローチなど、ベンダー企業でアプリ体験向上の検討には大きく関与せず開発している自分にとっては新鮮でとても勉強になるお話でした!

モニタリングでパフォーマンス改善入門

パフォーマンス検査における手法とアプローチ、モニタリング機能の説明に関するセッションでした。
Android Studio Profilerを1, 2回しか利用したことのない自分にとって、どこで何が起こっているのか、システムトレースファイルを使ったPerfettoやProfilerの確認方法が動画ありで解説されていてとてもわかりやすかったです📝
またモニタリング機能は潜在的な問題の事前検知のために導入するのであって、導入後問題が発生して確認するのではなく継続的な確認が必要であることを再認識しました。

Jetpack GlanceではじめるMaterial3のColor

Composeチックにウィジェット実装できるJetpack Glanceを使ってMaterial 3のDynamic Color実装を解説するセッションでした。
Jetpack Glanceの存在をこのセッションで初めて知ったのですが、AppWidgetProviderと比べてGlanceは実装における登場人物が少なく、シンプルに実装できる印象を受けました。
セッションスライドがMaterial 3 ColorのRoleで構成されていることと、セッション直前にGlanceのstableがリリースされたようなのですがスライドも最新化されていたことがとても素敵でした✨

感想

DroidKaigi 2021で初めてオンライン参加したのですが、そのときと比べて現地参加は最後までセッション聴講に集中することができました。
また、普段ご活躍されているAndroidエンジニアの方々を拝見することで、日々のモチベーションアップにも繋がりました🙌

その他会場ではネイルやノベルティの配布、企業ブースやセッション後の懇親会の実施など、セッション以外でも楽しく時間を過ごせるような運営さんのお心遣いを感じました。

ただ自分はソロ参加で現地に知り合いもいなかったため萎縮してしまい、これらのほとんどに参加せず当時はセッションを聞いて満足してしまったことを若干後悔しています。せっかく現地参加したのに。。
なので次回は今回より楽しむぞ、と心に決めました。

唯一Timeeさんのブースに立ち寄り、ストレスボールをもらいました。かわいい。

おわりに

今回このレポートを書くに至った経緯はTechBoosterさんのINSIDE [技術のヒミツ]を読んだことがきっかけでした。

テック業界はたくさんのオープンカンファレンスが存在して、規模の大小関わらず運営さんの努力で成立している。
自分でもわかっていたつもりですが、この書籍を読んで会場のキャパシティや多方面へ配慮した行動規範の検討など、様々な意思決定と多大な努力があって僕たちは恩恵受けているのだと再認識しました。

影響力も技術力もない今の自分ができる最大限のコントリビュート、それは現地参加したという事実とそこで感じたことを残すために参加レポートを書くことだと認識し、拙い文章力ながら記載しました。
これからのカンファレンスへの向き合い方として、僕は僕のできることを見つけて少しでもコントリビュートしていければと思います。

なので、DroidKaigiはボランティアスタッフさんを募集するらしく、来年は応募してみたいなと思ったり。。
書いていたら来年がより楽しみになりました!Android開発サイコー!


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