国際教育開発の大学院受験の話

国際協力の教育分野で働きたいけど大学院はどこに行くと良いの?、私が卒業した神戸大学の国際協力研究科へ行けば良いのか?、といった質問をちょくちょく受けるで、昨年の12月に国際教育協力&教育経済学に焦点を当ててアメリカの大学院の博士課程の受験をしたのでその話と、私が東大教育学部を卒業して神戸大学の国際協力研究科へと進学した際の国内大学院選びの話をしたいと思います。

国際教育協力と教育経済学で研究できるアメリカの大学院は、あまり数が多くありません。これは、近年アメリカの教育研究が内向きになってきているのと、教育経済学が教育大学院ではまだまだマイナーな分野なためです。とは言うものの、私が出願した大学院は全部で8つあります。以下が大学院の簡単な説明です。

・Michigan State UniversityのEducation Policy。ここも教育分野で強い大学院の一つで、博士課程の専攻でEconomics of Educationが存在していて、Wooldridgeを指導教官とすることも可能なようです。また、Office of International Studies in Educationも存在していて国際教育開発分野でも強い大学院です。ここは資金的にも余裕があるようで、出願前にキャンパスビジットをしたのですが、NYからのフライト・ホテル代を全部出してくれました。二日間の滞在で6人の教授・10人の学生とマンツーマンで話すこともできました。実はここから既に奨学金付きで合格を貰っていて、私は恐らくここに進学することになると思います。決め手は3つあって、①キャンパスビジットから大変熱心に誘って頂き、合格・奨学金もだいぶ早い段階で出してくれた、②指導教官になる先生がインド人女性の教育エコノミストで、ジェンダー・南アジア・仏語圏アフリカと興味関心が完全に一致し、ユニセフの同僚と共著も書いていてその同僚によると性格がとても良く面倒見が良い(会ってみた感じも好印象でした)、③一学年上に日本人で開発コンサルタント・ユネスコで勤務されていた方がいて、共同研究など今後につながる人間関係を築けそう、というものです。寒い冬と大都市が遠いという不便さを乗り越えられればだいぶ良い環境だと思います。

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畠山勝太/サルタック

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