見出し画像

「レザーは、未来への希望とともにある」

※はてなブログに書いていた「レザーコラム」をこちらに移行させることにします。50本くらいあるコラムを、今後すこしずつこちらに移していきます。

昨日、飲食店をやっている友人と話していて、ふと気づいたので短いコラムを。

今夜気分よくなりたい人は、おいしいお店に行きます。
今日買って明日気分よくなりたい人は、ユニクロに行きます。
レザー製品の場合は、半年、一年後、もしかしたらそれ以上の先のために買うものです。

「このカバンは使っていったらどんなふうになるんだろう」とか、
「こういう仕事をするから、こんなバッグを持ちたい」とか、
「今度する旅行のために、こういうポーチがあるといい」とか、
「この財布を何年も使いたいな」とか、
「このブックカバーがこんな色になるまで何年かかるかな」とかとか。

だから、あまり将来に希望が持てない人は手にしないでしょう。
明日死ぬかもしれないと思っている人は、おいしいものは食べたいと思っても、わざわざレザー製品は買わないはずです。
ですので、コロナ禍が一年もつづいて、先が見えない今の世の中で、レザー屋は大変不利です…。

日本が、世界がどうなるのか不安な中で、レザーを持つ意味など見出せません。
レザーというのは、そういう「未来への希望」とともにある製品なんだなぁ、と気がつきました。
あんまり口には出さないのですが、「コロナめ!」とめちゃくちゃ思ってますし、「平穏な世の中に戻りますように…」と誰よりも祈っています。
スナワチは、今後に希望を持って、あれこれたのしい企画も進めています。
その頃になったら、またお会いしましょう。


「愛せるモノを、持たないか?」
スナワチ大阪ストア
大阪市西区阿波座1-2-2
06-6616-9626
sunawachi.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?