「世界で最も危険なスポーツ」

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ロデオの大会で優勝すると、トロフィーやメダルの代わりに、ベルト・バックルをもらえる。時には滑稽なくらい大きなものもあり、仮面ライダーの変身ベルトのようになる。
ロデオ・カウボーイたちはそれを誇らしげに腰につけるのだ。

「会場に行けば、みんなデカいバックルしてるのに、俺だけウェスタンショップで買ったやつです。自分もバックルがほしいです」
タイトは切なそうに笑って言うが、八秒への道のりは長い。
ここでいったん読むのを止めて、静かに八秒を数えてみてほしい。

1、2、3、4、5、6、7、8

それがどれだけ長いか、おわかりいただけるだろうか。

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「世界で最も危険なスポーツ」

前田将多

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前田将多

カウボーイ見習い、自称コラムニスト、スナワチ代表 http://monthly-shota.hatenablog.com/ 著書: 『広告業界という無法地帯へ ダイジョーブか、みんな?』(毎日新聞出版) 『カウボーイ・サマー 8000エイカーの仕事場で』(旅と思索社)

『ロデオ・サマー』

「世界で最も危険なスポーツ」ブルライディングに、テキサスで挑戦する若者を追ったルポ。コーヒー1杯分の「旅費」で旅に同道ください。
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コメント2件

剣道に打ち込んでいた子供の頃、自分の倍はある体格の大人に稽古でボコボコにされた。
腕には拳サイズのあざ。

比べられないけど、思い出した。

体の疲弊が伝わってきた。
臨場感溢れ、一気に読めますね!タイトが8秒間ブルに乗れる日が待ち遠しいです❗️
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