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挑戦は早いほうがいい?


きっかけ

先日、某企業のエンジニアリングマネージャーとカジュアル面談をした。その時に、今はレベルが高い人を採用している時期だと思うという回答に対して、どうやってその人を見極めるんですか?と聞いた。「今まで解いてきた課題はなんですか?」と質問する、回答者がすらすらと出てきたら難しかったことを挑戦し再現性高くしているみたいな判断をするとあった。
そして、僕は帰り道自分の挑戦や課題を考えた。

僕の挑戦

僕がぱっと思った挑戦・課題をいくつかあげる

  • 小学校の中学校受験の勉強

  • 中高の時のいじめの課題

  • 大学時代の自分の価値観と周囲の価値観が合わなかった課題

  • スタートアップでインターンをして、自分が動かないとなにも始まらない経験

  • 学生団体の来年の方針のマニフェストを書いて、みんなと話したこと

  • 学生団体で1年間、リーダーを務めたこと

  • 自分でサービスを作って組織を作って、広めようとしたこと …etc

これを頑張った度合い・成長(学べた)度合いの2軸でプロットする

挑戦のプロット図

この表からの結果としては、大学時代の挑戦は成長度合いの効率がいいことがわかる。

なぜ、成長効率がよくなったのか?

これは過去の挑戦によって視野が広くなり、1次元的に1回あたりの成長が単調増加しているのではないか?と仮説を立てている。

成長に関する環境の3つの段階

よく言われる上記の3つの環境を円で表してみたが、本当にこの通りなのではないかと思う。
つまり、言いたいことは、挑戦したらその分だけコンフォートゾーンは大きくなる。そこから考えると次のラーニングゾーンはもっと大きくなる。

成長の連続性

図形の式で表すなら、初めのコンフォートゾーンが半径1で、余白が2で、ラーニングゾーンが半径3の場合、1段階目は、9π-1π=8πとなる。この成長により、2段階目は25π-9π=16πとなる。 つまり、n段階目においては、(n+2)^2-n^2 = (4n+4)πとなるため、
結論、挑戦の度合いが一緒ならば、人はどんどん吸収するもの、成長の度合いが多くなるということである。

挑戦は早いほうがいい理由

これはもしかしたら、誰かの当たり前なのかもしれないが、僕にとっては大きな発展である。なぜならば、人は1次元的に成長すると思っていたからだ。

人の成長曲線

つまり、ある挑戦(成長)の時期が遅れたことで、そこだけの差がつくだけだと認識していたが、実際は時間が経つにつれて、2者の成長にはどんどん差が開いてしまうが個人的な暫定解である。

注意点

ただ、挑戦が早ければ早いほど一概にいいとも限らないのは、上記のパニックゾーンに入るかもしれないので、そこは注意点である。そうなった場合、純粋に学びが得られないので成長はしない。
また、ラーニングゾーンであったとしても、それがまるまる次のコンフォートゾーンに変わるかどうかは、学び還元率が大きく関係する。
実際、僕が大学生になって学びを言語化する習慣がついて、この還元率は大きく向上したので、成長できているところも大きい。

ガクチカについて

きっかけとなった就活におけるガクチカで持った変な感じはここにある。
つまり、自分の中でしんどかったこと・頑張ったことと成長した量・学びの量の多さは必ずしも一致しない。
できることが増えるようになった現在のほうがそこまで頑張っていないけど学び量はたくさんあったりする。
なので、学生時代で一番頑張ったことはなんですか?と聞かれると過去のエピソードだが、一番学びのあったことはなんですか?と聞かれると最近の出来事になってくる。
まぁある程度比例はすること・苦難を乗り越え方の時に人間性が見えるので、その質問自体全く悪くないとも思うし、自分もしていると思う。
ただそこから何を学んで、今なにに活かしているかというところでその人の再現性による成長しやすさは見えるのかもしれない。

まとめ

挑戦するのは早いほうがいい。
なぜならば、成長とは加速度的なものであり、遅れを取り返すのがとても難しいからである。
しかしながら、パニックゾーンにならないように注意はしないといけない。そして、ラーニングゾーンで学んだことを次のコンフォートゾーンにするための学び還元率を大事にして、振り返ったり言語化して再現性を高める必要はある。

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