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いよいよリーグ戦が再開します【星龍太】

 お久しぶりです。アジアカップで長い間中断していましたが、今週末からFリーグ ディビジョン1が再開しました。

 中断中にフウガドールすみだは、20m×40mという正規サイズのピッチが完成して、練習から公式戦と同じサイズのピッチで練習できるようになりました。今日はその辺りについて書いていけたらいいなと思っています。

■新しいコートができて感じること

 正規サイズのピッチを使用することができるようになってから、約一ヶ月が経ちました。小さいサイズのピッチから、大きいサイズに変わると全然違うなというのが率直な感想です。

 判断スピードの面などは、ピッチが狭いことで逆に鍛えられていたと思います。ピッチが広くなると、ミスが発生した場合、その原因が技術面にあるということがより顕著になります。

 今までのピッチは、体育館と比べるとボールの滑りも良くありませんでした。その辺りもだいぶ改善されました。このピッチだったら仕方ないと言っていた部分も、より改善していかなければいけません。

 そういう意味では、試合に向けての取り組みが、より精度を上げてできるようになったと思います。

 スポンサーの鈴木興産さんが2つのコートを作ってくれました。新しいコートは、本当に良いコートです。毎日練習することができるし、今まで以上に自主練にも取り組むことができます。

 正規サイズで練習ができなかった今までは、アップでも感じることができない部分を試合中にやりながら修正していかなければいけませんでした。

 ボールの滑りなどはアップ中に修正できますが、距離感などは試合中に慣れていかなければいけません。今まではどうしても、セットの1回目で慣れて、2回目で調整していくということをしていましたが、その時間が必要なくなるというのは、とても大きいなと感じています。

 今までずっとフウガでプレーをしていた選手は、その感覚に慣れていたかもしれませんが、僕自身はゲームに入ってから慣れるまでの時間が必要でした。そのストレスが減らせるという意味でも、再開が楽しみです。

 サポーターの方々にも来ていただいて、新しいコートのお披露目イベントも開催されました。バッファローズとの試合を観戦してもらった後に、一緒にボールを蹴ったりしたのですが、すごく良いイベントができたなと思っています。

 前のコートだと、みんなで一緒にボールを蹴るとなっても、そこまで大人数で蹴ることができませんでした。新しいコートだと、2つに分けて蹴ることもできるので、より多くの人と一緒にボールを蹴ることができます。
 サポーターの皆さんを含めて、ここから一丸となってスタートするぞという雰囲気になったんじゃないかなと思います。

 観戦するスペースも広くなったので、練習試合を公開するときも、より多くの人に観戦していただけるようになったのかなと思います。中断期間に行った練習試合も、毎回70〜80名の人たちが見に来てくれました。

 さらに6階には、飲食ができるカフェスペースもできました。そこは窓から練習を見ることができるようになっているので、ご飯を食べたり、お酒を飲みながら練習試合を見たりすることもできます。

 スクールなどにお子さんを通わせている親御さんは、お茶をしながら子供の練習を見ることもできたりするので、とても良い空間だなと思います。

 環境がとても良くなってきているので、この良い環境をどう活かしていくのかというのは、プレーをしている僕たちが考えていかなければいけないなと思っています。良い環境にあぐらをかくのではなく、練習から危機感を持って取り組んでいかなければいけないなと思っています。

■後半戦に向けて

 コートが正規サイズになったことで走る距離も伸びているので、普通に練習しているだけでも、今までより運動力が増えているので、体力面でも期待ができます。公式戦に挑んだ時に、それがどんな結果になるのかなというのは、一つ楽しみにしていることです。

 アジアカップで日本代表が優勝したので、日本のフットサル界全体が良い雰囲気になっている中で再開できるので、自分たちもその波に乗っていかなければいけないなということも感じています。上位に食い込んでいくためには、再開後の2戦は非常に重要になると思います。

 今は率直に早く試合がやりたい、楽しみだなという気持ちが強いです。

■フウガドールすみだ注目ポイント

 今回のアジアカップはDAZNで配信があったので、今までフットサルを見たことがなかった人たちにも、フットサルを見てもらうことができたのかなと思っています。

 もし再開後に、初めてフウガドールすみだの試合を見にきてくれる方がいるのであれば、アジアカップでも活躍していた清水和也と、兄の誠也という兄弟Fリーガーが所属しているので、そこはひとつ注目してほしいポイントかなと思います。

 もう一つ注目してほしいポイントは一体感です。フウガの売りはノリが良く、チームとしてネガティブな状況でも、ポジティブな声を出すことができるところです。そういったチームの一体感も一緒に感じてもらえたらなと思います。

 フットサルの面白さというのは展開の速さや、チャンスの多さだと思います。見ていて目が離せない、ハラハラする、そういったフットサル特有の面白さを感じてもらえるような試合を見せられるようにしたいと思います。

 まずは再開初戦。2022年10月23日12:00から、バサジィ大分とアウェイでの試合になります。

 ABEMAで生中継もあるので、会場に来ることが難しい方は、ぜひABEMAで応援をよろしくお願いします。

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