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「アイデアスケッチ」の授業はじまります✍️

非常勤講師の任を受けて、プロダクト/インダストリアルデザインを学ぶ学生に「アイデアスケッチ」の授業を受け持つことになりました。授業はリレー形式で、手描きレンダリング→アイデアスケッチ→CGレンダリングの順で展開されます。そのうちの真ん中のパート(5回の講座)を担当します。

実際、自分が大学生の頃を思い出すと、スケッチ"技法"のレクチャーはあっても、発想や思考を、可視化手法(スケッチ)と合わせて構想していくことはあまり体系的に教わったことはないので(発想法はいくつか学びましたが、可視化手法と一体にはなっていなかった)、今まさに可視化のお仕事でおこなっているようなことを伝えながら、一緒にアイデアスケッチの世界を探索していけたらなぁと思っています。

1.[スケッチと向合う] あなたは何のために描くの?

そもそもすぎて考えたこともないようなことですが、ここを明らかにして自分自身の”Why”と向き合わないことには、いくら技法を洗練していっても行き着く先はただのスケッチ製造機になってしまいます。そんなスケッチマインドをそれぞれの形で生成できるようなワークをします。

2.[スケッチ散策] アイデアの足跡をスケッチする。

アイデアをスケッチするという「アウトプット」にたどり着くまでに、どんな散策があったのか足跡を共有できる形で残しておくために、スケッチノートやグラフィックレコーディンングといった、ビジュアルシンキングの手法を伝えていきます。

▼過去の参考note 

アイデアと言われると、成果物(アウトプット)のイメージを持ちがちですが、どちらかといえば、思考の分岐点や転換点などプロセスの中に目を向けることでアイデアは生まれます。また、そのアイデア自身もプロセスの一部となり、また新たな流れを生み出します。

3.[スケッチの展開と転回] 描いて飛躍する。

アイデア発想も、スケッチによる造形展開も、ただ闇雲に拡散していくのではなく、展開して思考を広げていくこと・転回して新しい捉え方に気がつくことを、アナロジカルな思考やモノの意味を捉えていくことで、自分の範疇にある発想の世界からドンドン飛び出していきます。

4.[スケッチのミックス]自分と他者のアイデアをミックスする。

他者へ自分の考えを伝えるために描くだけでなく、他者や自ら描いたスケッチからどのようにインスピレーションを受けて次の発想を刺激していくのかをワークの中から探っていきます。

▼過去の参考note 

スケッチの中からそこに表現された解釈と意味を読み取り、新たに自分の解釈と意味を付帯してスケッチを構築していけるか?

5.[スケッチによる共創]アイデアスケッチでチームをつなぐ。

こと、デザイン(ビジネスのなか)で行われる可視化手段は、チーム(会社組織、部署単位、プロジェクト毎など)内で何かを共有することに用いられることが多くあります。特にアイデアスケッチの場合は、様々な背景の人々が共にひとつのものをかたち創るような場面で用いられます。そんな共創のバでデザイナー自らが反応の触媒になる。そんな体験ができればと思っています。

とは言ったものの思いばかりで、具体的なワーク設計は、まだまだこれからです(一部、手持のアレンジでやりますが)。お互いに楽しく探索できるバと空気の授業になれば!という思いで頑張ります。


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