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note超初心者が大先輩から学んだ #noteのつづけ方

セミナーもストリーミング配信やzoomで行われるようになった今日この頃。Twitterのタイムラインに興味のあるイベントが流れてきた時の「あ!これ行きたい!今からちょうどスタートだ」がピンチなのかチャンスなのかが変わってきましたね。

今回ちょうどタイムラインを見ていたら流れてきたイベント『まつゆう*さんとコグレマサトさんに聞く、発信を続けるコツ』に参加しました。

イベントの詳細や登壇者についてはこちら

イベント後に行われたzoom交流会にも参加し、noteの先駆者や大先輩たちの考え方を学びました。
このイベントで学んだ大先輩たちのnoteの続け方を自分視点に落とし込んだ自分なりの#noteのつづけ方をまとめてみました。

そもそもなぜ自分はnoteを書くのか

noteを書くことなんて誰から頼まれてる訳でもなく、書かなかったからと言って人生に悪い影響が及ぶかというと、全くもってそうではありません。
自分も今日まで一部依頼案件はあるものの、自分はnoteではほとんどイベントレポートしか書いてきておらず、自分自身のことを発信するということはほとんど行ってきませんでした。

では、なぜnoteを書こう、書き続けようと今現在思っているのか。

それは自分の会社で設定した下期の目標設定にあります。

自分は今の会社に所属しながら、「文化人タレント」になるという目標があります。

文化人タレントとは、○○評論家のような形で専門分野に特化した領域でテレビ出連をした人(=文化人)からタレントに転身した人のことを言います。
例:文化人一覧|ワタナベエンターテインメント

恐らく今一番売れっ子の文化人タレントは、東進ハイスクール講師の林修さんだと思います。
「東進ハイスクールの講師」という本業をもちながら、地上波でレギュラー番組を持ったりCMに出演したりとタレント業も行っています。

自分は小さい頃からテレビの中の人に憧れていて、ずっと漠然と有名になりたい・タレントになりたいという夢がありました。
大学時代も、入社後も、ずっと「いつかなれたらいいな」と思ってました。
でも色々考えて思ったんです。

いつやるか?今でしょ!

会社での目標設定面談の時に、そもそもいつか出来ることなのであれば今から取り組むのが一番良いに違いないとい付いたのです。
まさかここに来て7年前の流行語を実感するときが来るとは思っていませんでした。

自分の会社の場合、半期(半年間)の目標を設定します。
ただ、文化人として語れるような専門知識も持ってない状態なので、もちろん半年間で文化人タレントになるのは無理だと考えています。
そのために今から着実に一歩踏み出そう、そういった目標をマネージャと一緒に考えて最終的には

アウトプットを週1ペース(半期で20本程度を目標)
★1つの形としてのものにすること。(TwitterのつぶやきはNG)
→基本的には、セミナー等の登壇、取材記事、寄稿記事等チャネルは問わない
★より好ましいのは、業務に関連したこと等
→開発したプロダクトのリリースに関連したアウトプット、グロースハックのHow to、R&D領域でのアウトプット、制度構築・組織マネジメント等

⇒会社としては岡部翔太がインハウスインフルエンサーになるのが嬉しい

という目標を設定しました。
ただ本数をかけば良いってものでは無いのですが、正直今の段階で寄稿や取材は機会がかなり限られています。
プロダクトのリリース等業務に関連したことも、タイミングが難しかったり、そもそも守秘義務がありアウトプットするのが難しいです。

でも自分の思ったことを書く、会社の守秘義務に関わらない形で制度設計や組織について書く、コアな情報を含んでいないR&D領域を書くことなどであれば、発信できるし発信したい

だからnoteを書こうと思いました。

大先輩たちの#noteのつづけ方

このイベントで登壇されていた大先輩たちが、なぜnoteをそこまで続けることが出来たのか。
共通していることは「楽しいから・好きだから」ということでした。

まつゆう*さん「読んでくれた人が共感してくれて、そのコミュニケーションが楽しい」
コグレマサトさん「バンドで作詞作曲という発信をすることが好きだった。今ではギターをキーボードに持ち替えて続けている。」

この視点、自分の仕事感とすごい似てると思いました。
自分は「コンサマトリー」という考え方をすごく大事にしています。

Consummatory-コンサマトリー-
「コンサマトリー」という概念がある。
行為に目的や手段としての価値を見出すのではなく、
行為それ自体を楽しむ、という発想だ。
”活動それ自体を楽しみ、心を躍らせる。
同時に、他の人の楽しさをも尊重し、
自分も他者もともに心躍らせている。”

――CX DIVE 2019 AKIより引用

この仕事をやるかやらないかはもちろん、どういうプロセスを踏むかなども全て自分にとってコンサマトリーかどうかを日々考えています。

「書くこと」をコンサマトリーにできているからこそ、続けられるのです。

楽しく続けるためのモチベーション

書くことをコンサマトリー化するためには、何が自分にとって楽しいのかを明確にする必要があります。

例えば、先程のまつゆう*さんだと、書くことでコミュニケーションが得られることが楽しいと言っています。根底には、共感をして欲しい、人が共感できることを生み出したい、といったような共感軸がモチベーションになってるのではないかなと思いました。(自分の勝手な解釈です。間違ってたらすみません。)
一方でコグレマサトさんは、たまにPVが伸びたりコメントがついたりするとモチベーションが上がると言っていました。目に見えた定量的な形で見える数値等がモチベーションになってるのだと思います。

自分のモチベーションはなんだろう。

と考えてみましたが一晩考えただけではこれといった答えは出ませんでした。
恐らく、noteを数える程しか書いて無いので、noteを書くことによって得られるもののイメージが未だついていないからだと思います。

ただ恐らく、文化人タレントに近づくことがnoteをやる理由の根底にあるので、より多くの人に自分を知ってもらうことに繋がったり、note経由で色んな人から連絡が来ることが、モチベーションにつながるんじゃないかなーと予想しています。

noteの書き方

noteはハウツーよりはエモーショナルなものが好まれやすいと言われていますが、noteを創った加藤貞顕氏曰く「noteはただの真っ白なノートだから基本的には何を書いても良い」とのことです。
ただ、例えば技術的なハウツーはnoteではなくQiitaの方が適しているし、多くの人に読まれやすいという傾向はあると思います。
文字数でいうと、世の中的にはLINE NEWSのような短い文章にシフトしている傾向があるけど、noteのプロデューサー徳力さん曰く、肌感ではあるが長い記事のほうがバズっている傾向があるとのことです。

また、コグレマサトさん曰く、エモーショナルな記事でないハウツーに近い記事を書く場合、ムック(Magazine + bOOK = MOOK)を書くのに親しい感覚とのことです。
よくよく考えてみると、昨今ハウツー型メディアの割合って多いと思います。
困りごと・知りたいことを検索してWEBメディアにたどり着くと、その解決方法が載っている。なにかのQに対するAが載っている。

ムックは雑誌のようにとっつきやすいことを題材としながらも、返品期限が無いという特徴があるため長期間書店に並びます。だからこそハウツー寄りの記事をnoteに書く場合には、ムックのような読み物として面白く、一過性のトレンド頼りになっていないものの方が受け入れられやすいと言うのが、自分的このイベント一番の発見でした。


なにはともあれ、まだまだ自分は「note書いてます」と名乗るには程遠いレベルなので、学んだことを意識しつつ、コンサマトリーに楽しみながらnoteを書いていこうと思いました。

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